メル・ギブソン&ダニー・グローヴァー主演の大ヒット映画シリーズをドラマ化した『リーサル・ウェポン』。そのファースト・シーズンのブルーレイ&DVDのリリースに合わせて今月2日(月)にトーク付き試写会が行われ、爆笑トークが繰り広げられた。
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MCを務めたのは、日本語吹替えでモーリーン・ケイヒル役を担当する行成とあ、ジャンクハンター吉田の二人。ゲストとして漫画家の平松伸ニ、映画監督の入江悠、映画ライターのてらさわホークが登壇した。
本作について、「映画並みの製作費がかかっている感じがしました」と、その豪華な作りに感心していたのは平松。前もって"漫画"と"書道"を融合させたアートである"漫書"として『リーサル・ウェポン』を描き下ろしており、その製作に費やしたのは「3日弱」とのこと。もしも漫画化するならリッグスとマータフを「逆にしたい」(マータフが妻といろいろ揉めて、リッグスは新しい恋人ができて幸せ、という設定)と"アナザーストーリー"を思い描いていた。
入江は、『リーサル・ウェポン』の映画版と『ビバリーヒルズ・コップ』が"陽気な刑事もの"として個人的にアメリカ西海岸のトップ2だったそうで、本作に関しては「映画版と違って設定を丁寧に描いているので、バディが完成し始めると加速していってどんどん観ていける」と高い評価を下し、製作総指揮を担当するマックG(『チャーリーズ・エンジェル』『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』)らしさがあふれていると指摘。また、自らもドラマなどの脚本を執筆する立場から、「一話完結型なのにこれだけの情報量があって毎回ネタが新しいのは凄い。尊敬します」と称えた。毎回必ずといっていいほど車が大破する本作の特徴については、自身の作品では車のサイドミラーを破壊するのさえ反対されたことを例に挙げつつ、「贅沢」と羨ましがった。
そんな中、てらさわがリッグスは最初は妻を失った悲しみに沈んでいるものの、次第にマータフや警察の仲間と一緒に「キャッキャやるようになって楽しそう」と口にすると、吉田が「BLみたいじゃないですか」とツッコミ。そこから、シリーズの魅力は「二人の親密度がどんどん増していき、いい加減にしろよ、と思いながらも付き合う」という、家族ぐるみのBL的世界にあるとの話になっていき大盛り上がり。続いて、ゲストたちの家庭との比較も交えて、マータフの愛妻家ぶり、子ども思いな面でも話に花が咲いた。
さらには行成がアフレコ現場の内幕を披露。「マータフ役の磯部(勉)さんがマイクの前で『リッグスー!』って血管切れそうに叫んでるのを後ろで聞きながら、テストの時はみんなでゲラゲラ笑ってます」などと話してゲストたちを羨ましがらせた。また、作品が面白くて早く続きが見たいので、収録が終わって次のエピソードの台本をもらえる際には鼻息荒くなってしまうというエピソードも語っている。
BLかと思わせるようなリッグスとマータフの相棒ぶりも必見の『リーサル・ウェポン<ファースト・シーズン>』は、本日4月4日(水)にブルーレイ&DVDリリース、デジタル配信スタート。(海外ドラマNAVI)
Photo:(左から)行成とあ、平松伸ニ、入江悠、てらさわホーク、ジャンクハンター吉田