『キル・ビル』『パルプ・フィクション』といったクエンティン・タランティーノ作品への出演で知られるユマ・サーマンが、Netflixの新作ドラマ『Chambers(原題)』に出演することが明らかとなった。米Varietyが報じている。
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本作の主人公は若くして心臓発作を起こし、心臓移植手術を受けて救われた女性。手術により一命を取り留めた彼女がドナーの突然死の原因を探るうちに、真相に近づけば近づくほど、ドナーが持っていた邪悪な特質を身につけるようになってしまう...というストーリー。タイトルの「Chambers」は、心臓を構成する4つの部屋(心房/心室)を指す言葉だ。
ユマが演じるのは心臓ドナーの母親ナンシー。ためらいながらも主人公と絆を築いていくうちに、「もしかして自分の娘は完全に死んでいないのかも...」と思い始めるという役どころだ。
10話構成となる本作で製作総指揮を務めるのは、2000年に全米公開された麻薬をテーマにした群像劇映画『トラフィック』の脚本でアカデミー賞を受賞したスティーヴン・ギャガンと、『GRIMM/グリム』で脚本を務めたアケラ・クーパー、『レバレッジ ~詐欺師たちの流儀』に出演した女優のリア・レイチェル。リアは脚本も担当する。『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズのアルフォンソ・ゴメス=レホンがメガホンを取る。
今まで映画作品を中心に出演してきたユマだが、最近はロマンティック・サスペンス『インポスターズ 美しき詐欺師たち』や米NBCのミニシリーズ『The Slap(原題)』に出演するなど、TVで見られる機会が増えてきている。(海外ドラマNAVI)
Photo:ユマ・サーマン
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