『ビッグバン★セオリー』ジム・パーソンズ、結婚1周年記念は〇〇!?

大人気コメディ『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』のシェルドン役で知られるジム・パーソンズが、このほど人気トーク番組『エレンの部屋』に登場。ホストのエレン・デジェネレスとともに結婚記念日についてユーモアに語りあった。

2017年5月に長年交際していた美術監督のトッド・スピーワックと結婚したジムは、「僕ぐらいの歳のゲイカップルって変な感じだよ」と、結婚1周年を迎えた感想を素直に告白。「僕らが付き合い始めた頃は結婚できなかった。だから、一緒になって16年になるのに、(結婚記念日は)1年目からなんだよ。紙なんだよね?(結婚1年目を紙婚式といい、白い紙にお互いの今後を綴ったりする風習があることから、紙製品などがギフトに贈られることが多い)それがギフト? それはないね。僕は金が欲しいよ!」とジョークを交えて振り返った。

2002年から交際を始めたジムとトッドは、カラオケバーのブラインドデートで知り合ったという。トッドが初デートで「I Found Someone:誰かを見つけた」をジムに向けて歌ってくれたという微笑ましいエピソードもある。

また番組では、ジムが出演だけでなく初めて映画のプロデュースにも携わったという新作『A Kid Like Jake(原題)』についても言及。2013年にニューヨークのリンカーン・センターで公演された舞台がオリジナルの本作は、ジムとクレア・デインズ(『HOMELAND』)が夫婦を演じており、4歳の息子ジェイクををニューヨークで一番授業料の高い私立幼稚園へ入れようとするも、その額があまりにも高すぎえるため払えないと悟る。しかし、ジェイクがシンデレラに憧れ、ドレスを着たりすることが大好きな子どもだと知ったプリスクールの校長から、彼がトランスジェンダーである可能性を告げられる。それが故に奨学金がもらえるかもしれないと教えられ...というストーリー。

これまで家の中で両親としか接してこなかった子どもが、他の子どもや大人たちと関わる少し大きな社会に踏み出す姿を描く本作を気に入っていると語ったジム。子どもの将来を考える時、我が子がジェンダー・ヴァリアントだったらどうするのか、そんなことを考えるきっかけをくれる作品だと紹介している。この映画にはジムとクレアのほかにも『クワンティコ』主演のプリヤンカー・チョープラや、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』でアカデミー賞助演女優賞を獲得したオクタヴィア・スペンサーらも出演している。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジム・パーソンズ
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