郊外の小学校に子どもを通わせる母親たちの裏の顔を描く米HBOのドラマ『ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~』。本作のシーズン1に、もう少しで人気ロック歌手レニー・クラヴィッツがキャスティングされるところだったことが分かった。
英BBCのインタビューに答えたレニーによると、彼はシリーズに登場する"夫たちの一人"として候補に挙げられていたとのこと。しかし、製作陣が彼に演じてもらいたい役がヴィランだったため、シリーズで唯一のアフリカ系俳優を悪役にキャスティングすることは適切でないと最終的に判断されたようだ。
レニーは、その"悪役"が誰かは明かさなかったが、ニコール・キッドマン演じるセレステの暴力的な夫ペリーではないかとBBCは推測している。最終的に同役に配役されたのはアレキサンダー・スカルスガルドだったが、もしレニーがペリー役で出演していたら、元婚約者であるニコール・キッドマンと夫婦役が実現していたことになる。また、本作にはレニーの娘ゾーイ・クラヴィッツがボニー役で出演していることもあり、親子共演も同時に実現していたわけだ。
近年レニーは俳優としても活動しており、人気映画『ハンガー・ゲーム』シリーズにはシナ役で登場し、音楽業界の舞台裏を描く人気ドラマ『Empire 成功の代償』のスピンオフ『STAR 夢の代償』では、有名ミュージシャンのローランド・クレーン役を演じている。
『ビッグ・リトル・ライズ』シーズン2は、米HBOにて2019年に放送スタート予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:レニー・クラヴィッツ
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