マイケル・ジャクソンやエアロスミスらと共にロックの殿堂入りを果たした伝説のロックバンド、クイーン。1991年に惜しくもこの世を去った史上最高のエンターテイナー、フレディ・マーキュリーの姿を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』の公開が11月9日(金)に決定し、このたび本予告編が初解禁となった。
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彼の名前や顔を知らなくても、「ボヘミアン・ラプソディ」「伝説のチャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」などのワンフレーズを耳にすれば、誰もがたちまち心浮き立ち思わず歌いださずにいられない。いかにしてフレディは、世間の常識や既成概念に逆らって従来の音楽を打ち破り、これほどまでに愛されるエンターテイナーになったのか? なぜ、愛と孤独、プレッシャーに引き裂かれたのか? いかにして崩壊寸前に陥ったバンドを立て直し、永遠のレガシーを確立したのか? 20世紀最大のチャリティコンサート"ライブエイド"で音楽史に残る史上最高のパフォーマンスを披露した彼らの華やかな舞台裏には、誰も知らないストーリーがあった...。
今回解禁された予告編は、本作のタイトルにもなっている名曲「ボヘミアン・ラプソディ」が流れ、ラミ・マレック演じるフレディが"ライブ・エイド"のステージに登場するシーンから幕を開ける。エモーショナルな曲と共に、伝説のロックバンド、クイーンが結成され、誰もが耳にしたことのある名曲の数々が生み出されていく様をドラマチックに紐解いていく――。「ボーカルが辞めたんだ」と肩を落とすグウィリム・リー演じるブライアン・メイとベン・ハーディ演じるロジャー・テイラーの前に、「(ボーカルなら)ここにいるよ。僕も曲を書くんだ」と若かりし頃のフレディが現れる。伝説の始まりともいえるこのシーンを皮切りに、「観客と共にパフォーマンスができる曲」というブライアンの提案で生みだされた「ウィ・ウィル・ロック・ユー」の"ドン・ドン・チャ"のリズム。それらの名曲を、フレディが圧巻のパフォーマンスで披露。予告編の最後には"ライブ・エイド"で、8万人近い観衆がクイーンと一体になってリズムを刻む迫力のシーンも見られる。
ロックミュージックの中にオペラパートを入れるなど、クイーンが試行錯誤を重ねて生み出した「ボヘミアン・ラプソディ」誕生の瞬間を体感できる映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、20世紀フォックス映画配給にて、11月9日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ボヘミアン・ラプソディ』
© 2018 Twentieth Century Fox