『Glee/グリー』などで知られるヒットメーカーのライアン・マーフィーが手掛ける、スタイリッシュな新感覚ホラー『アメリカン・ホラー・ストーリー』(以下『アメホラ』)。アメリカでは、シーズン1『呪いの館』とシーズン3『魔女団』のクロスオーバーとなるシーズン8『Apocalypse(原題)』が9月より放送スタートするが、それに先駆けシーズン10への更新がこのほど決定した。米TV Lineなど複数のメディアが報じている。
放送局である米FXのCEOジョン・ランドグラフは、「マーフィーがシーズン10の製作について尋ねてきたから、もちろん喜んで、と答えたまでだよ」と述べ、シーズン10への更新が決まったことを発表した。続けて、「ファンの皆さんは、もうじき放送されるクレイジーな展開のシーズン8をきっと気に入ると思うよ。本シリーズの素晴らしい点は、アンソロジー、つまり、キャラクターや舞台、ストーリーが毎シリーズ異なるところ。要するに、マーフィーやクリエイターのティム・マイナー(『9-1-1:LA救命最前線』)らがどれだけ刺激的なストーリーを思いつくのかというところにかかっているんだ」とコメントした。
シーズンごとに時代、舞台、物語を一新しつつも、同じレギュラー陣が異なるキャラクターを演じわけるという斬新な手法で人気を集めてきた本シリーズ。シーズン1から毎回異なるキャラクターを演じ、シーズン4で降板したオスカー女優のジェシカ・ラングが、シーズン8で復帰することも明らかに。ジェシカはシーズン1『呪いの館』では館の元住人コンスタンス役に扮し、ゴールデン・グローブ賞とエミー賞の主演女優賞をダブル受賞。続いてシーズン2『精神科病棟』ではシスター・ジュード役、シーズン3『魔女団』では最高位の魔女フィオナ役、シーズン4『怪奇劇場』では見世物小屋の女主人を演じた。今回のシーズン8では、シーズン1とシーズン3のクロスオーバーのため、シーズン1『呪いの館』で演じたコンスタンス役を再び演じるという。
『アメリカン・ホラー・ストーリー』シーズン8(『Apocalypse』)は、米FXにて9月12日(水)より放送スタート予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジェシカ・ラング(『アメリカン・ホラー・ストーリー』コンスタンス役)
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