米ABCの大人気医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』(以下『グレアナ』)をシーズン14で降板となったエイプリル役のサラ・ドリュー。今月14日(金)にビバリーヒルズで行われた米The Hollywood Reporterのエミー賞ノミネートパーティに出席した彼女が、米US Weeklyのインタビューに応じ、同作を去った心境を語った。
「(降板が決まった)当時は悲しかったけど、今はもう吹っ切れたわ。どんなことにも理由があるのだと、本当にそう思っているの。このドラマでの9年間は、私の人生を形成し、変化させた素晴らしい時間だったわ」
ABCが配信している『グレアナ』のwebシリーズ『Grey"s Anatomy: B Team(原題)』は今年のクリエイティブアーツ・エミー賞で短編コメディ・ドラマシリーズ部門にノミネートされた。サラはこの短編シリーズで監督デビューを果たし、全6話でメガホンを取っていた。
「それ自体(監督)に意味があるような、ウキウキした経験だったわ。そしてとても満足したから、ノミネートは必要なことではなかった。でも今回のノミネーションは、最も特別な経験に色を添えてくれたわ。みんな一生懸命取り組んだの。だからすごく嬉しいわ」
サラは、来月米国で公開される従軍牧師の体験を元にした映画『Indivisible(原題)』で初めて製作総指揮を務めたことで、カメラの後ろでの仕事に興味を持ったのだそう。そして、今では、『グレアナ』を降板したことは、新しい挑戦への後押しだったのだと信じているという。
「色んな意味で、私は前に進むべき時だと感じて、その準備もできていたのだけど、(『グレアナ』から)離れることは難しいだろうと思っていた。だから、降板は私に必要だったことで、今この瞬間、感謝の気持ちでいっぱいよ。翼を広げ、世界に飛び込み、物語を伝えるためにあらゆる新たな冒険に挑んでいるように感じていて、とてもワクワクしているの」(海外ドラマNAVI)
Photo:『グレイズ・アナトミー』
(C) ABC/Eric McCandless