『ベター・コール・ソウル』ボブ・オデンカークが望む、ジミーとキムの将来とは?

高校教師が麻薬王にまで上り詰める姿を描いた大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』。同作に登場した悪徳弁護士ソウル・グッドマンことジミー・マッギルが、ソウルになる前の時代を描いたスピンオフドラマ『ベター・コール・ソウル』。ジミー役のボブ・オデンカークが、キムとの将来について答えた。米Entertainment Weeklyが報じている。

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「キム(レイ・シーホーン)には、ソウルと一緒になってほしくないよ。最終的には、ソウルとはいられないだろうが、奴は恐ろしくずる賢いんだ。ドラッグ・ディーラーの手助けをするただの底辺にいる弁護士じゃないんだよ。評判が悪くて金も持たない人も助けるんだ。ソウルは本当に悪人だよ。世の中を無茶苦茶にしたいと思っているんだよ、法を利用してね。そしてそんな社会の頂点に立とうとしているんだから」と、キムを思った自身の考えを明らかにした。

シーズン4では、だんだんとソウルらしくなってくるが、以前インタビューに答えたボブは「ソウルは嫌いなんだよ。もし自分がジミーの友だちだったら、"そっちへ行くな"って言うだろうね」とソウルではなく、ジミーとしての彼に好意を抱いている気持ちを語っていた。

だが"もしソウルにならずジミーのままだったら"という仮の舞台の質問をすると「ジミーだったらキムと一緒になってほしいよ。底辺で一生懸命真面目に働く弁護士ジミーと、街で一番の凄腕弁護士キムが結ばれて、皆が笑うんだよ。二人がレストランに食事に行ったら、周りの皆がジミーとキムに、"そんなに対照的なのにどうやってうまくやっているんだい?"と。でもジミーたちは、"わからないよ!"って答えたりしてね」と、ソウルになるなら、キムとは結ばれてほしくないと思っているが、ジミーとならば反対を望んでいるようだ。

『ベター・コール・ソウル』シーズン1は2002年が舞台となり、シーズン4は2005~2006年あたりの時代設定となっているため、『ブレイキング・バッド』シーズン1が始まった2008年にかなり近づいているのは間違いない。

現在本国アメリカでは米AMCにてシーズン4が放送中だが、すでに同作はシーズン5への更新が決定しており、そろそろ本家に登場したソウル・グッドマンになる日も近いのではないだろうか。今後のキムとの関係が気になる『ベター・コール・ソウル』シーズン4は、日本ではNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ベター・コール・ソウル』
(c)Ursula Coyote/Netflix