アニメ『カウボーイビバップ』Netflixで実写ドラマ化

1998年より日本で放送され世界中で人気を博したアニメ『カウボーイビバップ』が、Netflixにて実写版TVシリーズとして製作されることが明らかになった。米Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。

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舞台は、2071年の火星を中心とした太陽系。年期が入った宇宙船ビバップ号に乗った賞金稼ぎのカウボーイ、スパイク・スピーゲルをはじめとする乗組員ジェット・ブラック、フェイ・ヴァレンタイン、エドの活躍を描き、ジャズ音楽が印象的なSFアニメ。

以前は米Amazonで製作されると言われていた本作だが、最終的に配信先がNetflixになったようだ。今回製作されるこのドラマ版は全10話で構成され、Tomorrow Studiosが製作する。同社は、英製作会社ITV Studiosとプロデューサーのマーティ・アデルスタインによって共同運営されているアメリカの製作会社。人気漫画「ONE PIECE」の実写ドラマを製作することでも注目されている会社だ。アデルスタインは、『プリズン・ブレイク』や『アクエリアス 刑事サム・ホディアック』などの人気ドラマシリーズの製作総指揮として知られている。

ショーランナーとその他の製作総指揮には、映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の脚本家アンドレ・ネメックとジョシュ・アッペルバウムのコンビと、『ヴェノム』のジェフ・ピンクナーとスコット・ローゼンバーグら、そして日本側からサンライズ社が名を連ねる。

映画『マイティ・ソー』シリーズのクリストファー・ヨストが第1話の脚本を担当、アニメ版シリーズの監督渡辺信一郎が、コンサルタントとして参加。日米の実力派クリエイターたちが集結する。

『カウボーイビバップ』は2009年に、キアヌ・リーヴスを主演に迎えて映画化するという報道があったが、その後製作は立ち消えになっていた。だが水面下では何らかのプロジェクトとして動いてはいたようだ。キャスティングなど新たな情報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『カウボーイビバップ』
作者 Sunrise (Cowboy Bebop opening title) [Public domain], ウィキメディア・コモンズ経由で