『ブレイキング・バッド』ブライアン・クランストン、スタン・リーの映画が製作されるのであれば出演したい

世界中を熱狂させた大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』でウォルター・ホワイトを演じたブライアン・クランストンが、先日亡くなったアメコミの巨匠スタン・リーの映画が製作されるようであれば、出演したいと語った。米Maximが報じている。

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ことの発端は数年前。リー監督とブライアンが似ているという噂が立ち、年齢さえ違えども、二人が似ているのは明らかでメディアを賑わせたことがあった。11月12日に95歳で亡くなったリーよりも30歳以上若い現在62歳のブライアンだが、その二人のことを知ったファンが噂があった当時に製作していたポスターをtumblrに投稿。それには、サングラスをかけたブライアンがおり、「BRYAN CRANSTON is STAN LEE April 2017(ブライアン・クランストンが演じるスタン・リー 2017年4月公開)」と書かれていた。

以前作られたそのポスターショットは、リーが亡くなった後から徐々にソーシャルメディアで再び注目され、拡散されてきていた。そのことを受け、英Uniladのインタビューでブライアンは、「もちろん(リーの映画ができれば)やるよ。天才と呼ぶのは好きではないが、リーは人間をスーパーヒーロー変えるという先見の明があったし、ヒーローに欠点を加えることで、人間の欠点に共感させ、キャラクターに親近感を持たせる術をわかっている人だった」

ブライアンは続けて、「彼は生まれもってのコミュニケーション能力に長けている人だったよ。昔ながらのストレートな脚本運びで、視聴者をそれぞれのキャラクターに引き込んでいったんだ。ああ、もちろん、リーを演じるとも。もし誰かがトリビュート作品か何か映画を製作するのであればね」と答えた。

現時点では、残念ながらリーの人生などを映画化する動きは見られていないが、世界が愛した巨匠故に、いつかはそのような映像作品もお目見えすることになるかもしれない。

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(海外ドラマNAVI)

Photo:ブライアン・クランストン&スタン・リー
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