原作コミックスを下敷きに、ゾンビが蔓延る世紀末的な世界を描き大ヒットとなっているドラマシリーズ『ウォーキング・デッド』。シーズン6から悪役ニーガンを演じているジェフリー・ディーン・モーガンが、原作を読まない理由について語っている。米CINEMA BLENDが報じた。
『ウォーキング・デッド』の原作は、ロバート・カークマン、チャーリー・アドラードらによるイメージ・コミックス社出版の人気グラフィックノベル・シリーズ。インタビューで原作を読まない理由について、ジェフリーが「原作のイントロダクションの後に読むのをやめた。自分なりにニーガン像を作り上げたかったし、コミックスのストーリーに夢中にならないよう物語を追わないことにしたんだ」と述べている。
とはいえ、ジェフリーの息子ガスくんが原作シリーズの大ファンだそうで、完全にコミックスを避けるのは難しいようだ。「原作シリーズを全部持ってるよ。ガスが読んでるから、撮影の時に特定のシーンを見ることがある。だけどニーガンが退場したり、シリーズが終わった時に読もうとコミックスを取ってるのさ」ともコメント。
そして、原作シリーズのファンからTwitterで受けた、「原作のリックとニーガンみたいに、番組でダリルとニーガンが仲良くなってくれたらいいのにな」とのTwitterメッセージには、「そうだな。そうしようぜ!! ハハハ...」と返信している。
シーズン8では、リック一行とニーガン率いる救世主の全面戦争が描かれたこともあり、ニーガンの登場シーンは多かったがシーズン9では登場回数が激減している。その点についてショーランナーのアンジェラ・カンは、「前シーズンではニーガンと救世主にストーリーの重点が置かれていたから、他のキャラクターがどうしているのかを描きたいと思ったの。でも、これからニーガンがもっと登場するわよ」と説明している。
『ウォーキング・デッド』はシーズン9前半エピソードの放送が終了し、後半は2019年2月11日(月)よりFOXチャンネルにて放送スタート。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ウォーキング・デッド』
(C) Frank Ockenfels 3/AMC