『ビバリーヒルズ高校/青春白書』のスティーブ・サンダース役で知られるアイアン・ジーリングが、新作DCドラマ『Swamp Thing(原題)』に出演決定したことが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
原作コミックスでは、植物の成長を促進する薬剤を開発中に爆発事故に巻き込まれたアレック・ホランドが、焼きただれた全身に薬品を浴びた結果、植物と同化しスワンプシングになってしまう展開に。ドラマシリーズでは、謎のウィルスを研究する米疾病予防管理センターの女性研究者アビー・アーケインが主人公に設定され、得体が知れない何かを発する謎に包まれた沼の秘密に迫るという。
アイアンが演じるのは、スタントマンから俳優に転身して超人ブルー・デビルを演じ、そこそこの名声を手にしたダニエル・キャシディ。それから8年後、その過去にすがりついていた彼に運命的な出来事が起こるとのこと。原作では、映画で使用したコスチュームと結びついたダニエルが、役でなく本当にブルー・デビルになってしまうため、アイアンはスーパーヒーローを演じることになるのではないかと思われる。
主人公となるアビー役にクリスタル・リード(『ティーン・ウルフ』)、スワンプシングことアレック役にアンディ・ビーン(『POWER/パワー』)、アレックが巻き込まれた爆発事故により誕生したクリーチャー役にデレク・ミアーズ(『エージェント・オブ・シールド』)がすでに決定。
そして、元軍人の企業家エイブリー・カールトン・サンダーランド将軍役にウィル・パットン(『フォーリング スカイズ』)、ルイジアナ州の弁護士ケイブル役にヘンダーソン・ウェイド(『リバーデイル』)、フロロニックマンと呼ばれる異次元からやってきたジェイソン・ウッドルー役にケヴィン・デュランド(『ストレイン』)がキャスティングされている。
また、魔術師マダム・ザナドゥ役にジェリル・プレスコット(『ウォーキング・デッド』)、地方実業界の有力者エイヴリー・サンダーランドと結婚したマリア役にヴァージニア・マドセン(『サバイバー:宿命の大統領』)が脇を固め、謎の役でジェニファー・ビールス(『Lの世界』)も出演することになっている。
アイアンは、ハリケーンに巻き込まれたサメの大群が空を舞い、街を襲うパニックドラマ『シャークネード』が大ヒットし、シリーズ6作品に出演。『恋するマンハッタン』や『CSI:ニューヨーク』『犯罪捜査官ネイビーファイル』などにもゲストとして登場している。
『Swamp Thing』は、2019年に配信サービスDC Universeにて配信スタート予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:アイアン・ジーリング
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