(本記事は、『ブレイキング・バッド』の重要なネタバレを含みますでご注意ください)
高校教師が麻薬王にまで上り詰める姿を描いた大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』。同作の映画版が製作され、ドラマシリーズの主人公ウォルター・ホワイトの相棒だったジェシー・ピンクマンが主役になると当サイトでもお伝えしてきた。しかし、ジェシー役で続投すると見られているアーロン・ポールが、「映画版の話なんて聞いてない」とコメントしていることが明らかとなった。米Deadlineほか複数のメディアが報じている。
3月15日(月)にアイダホ州で開催されたサンバレー映画祭に姿を見せたアーロンが、映画版『ブレイキング・バッド』について意味深な発言をした。「噂って面白いよね。俺がハン・ソロにキャスティングされたって噂も一度聞いたことがあるよ。映画版『ブレイキング・バッド』の話なんて聞いてないけど、もしあるなら関わりたいし、実現するなら出演したい。TVシリーズを見てないなら言うけど、ウォルターは死んだからジェシーが主役だね」と語っている。
現在「Greenbrier」というコードネームで呼ばれている映画版では、ドラマシリーズの最後でネオナチグループに捕われていたが自由の身となったジェシーが主人公となり、その後の彼の人生が描かれると報じられていた。そして、ウォルター・ホワイト演じたのブライアン・クランストンは、映画化について認めている。
映画版では、ドラマシリーズで共同クリエイターを務めたヴィンス・ギリガンが、脚本&監督&製作総指揮&クリエイターを担い、スピンオフ版『ベター・コール・ソウル』で製作総指揮を務めるピーター・グールドとメリッサ・バーンスタインもプロデューサーとして名を連ねている。
以前アーロンは英Digital Spyの取材に対し、「僕はジェシーがニュージーランドかカナダのどこかで、平和に暮らしているって思いたいね。だけど実際には、あの凄惨な現場に彼の指紋が付きまくっているんだから、きっと追われてるに違いないけどね」と話していた。
今回のアーロンの発言により、より一層謎のベールに包まれた『ブレイキング・バッド』の映画化。続報が入り次第、お届けてしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:
アーロン・ポール
(c)Hubert Boesl/FAMOUS