ついにBS10 スターチャンネルにて世界同時放送がスタートした『ゲーム・オブ・スローンズ』最終章。同シーズンはこれまでで最も短い6話構成だが、一話あたりの放送時間は過去最長の大容量となる予定だ。そして、ファンの期待が高まる結末は、ジェイミー・ラニスター役のニコライ・コスター=ワルドーによれば納得のいくものになっているという。米Comic Bookが伝えた。
ニコライは米雑誌Men”s Healthのインタビューの中で、ショーランナーのデヴィッド・ベニオフとD・B・ワイスが彼らのビジョンに常に忠実で、物語を超えてまでシリーズを続けようとはしなかった姿勢を称賛した。「D・W・ワイスとデヴィッド・ベニオフは”これは僕らが伝えたい物語だ。不必要に拡大させることはない”と言っていた。米HBOがもう2、3年はこのシリーズを続けたいと考えていたことを踏まえての発言だろう。最終章を見てもらえれば、みんなもこの物語が完結していることを理解してくれるはずだ。これは第1話から第73話までで一つの物語なんだとね」
ニコライから賞賛を受けたベニオフは、米Entertainment Weeklyのインタビューの中でシリーズのフィナーレを迎える心境を次のように語っていた。「一つの作品に10年携わるということは、一緒に働く人たちのことが大好きということだ。その期間は家族や友人よりもその人たちと過ごす時間が多くなるからね。いつも仕事に全てを注ぐことになる。だからこそ、世界中の人たちが反応してくれる作品に時間を費やせることはとても嬉しいことなんだよ。お気に入りのキャラクターがいて、そのためのアイデアを持っていて、数ヵ月後には素晴らしい俳優たちがそれを形にしてくれる。それはとても希少な贈り物だ」
王座をめぐる陰謀と策略が渦巻く権力争いがついに幕を閉じる『ゲーム・オブ・スローンズ』最終章は、BS10 スターチャンネルにて毎週月曜日に放送中。(海外ドラマNAVI)