大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』は、キャラクターの死亡率が非常に高いことで知られる上、その最期が壮絶であることが少なくない。そんなショッキングだったキャラクターの死を、米Entertainment Weeklyが取り上げているので紹介したい。
(本記事は、『ゲーム・オブ・スローンズ』第七章までの重要なネタバレを含みますので、ご注意を!)
目次
1.ヴィセーリス・ターガリエン(ハリー・ロイド)
没日:シーズン1第6話「黄金の冠」
死に方:ヴィーセリスはデナーリス・ターガリエン(エミリア・クラーク)の兄。鉄の玉座を奪還するために妹とドラスク族の長カール・ドロゴ(ジェイソン・モモア)の政略結婚をまとめるが、デナーリスが部族の中で力を得たのとは逆に自分は蚊帳の外に置かれていたことからデナーリスと部族を裏切ろうとしたことが明るみとなり、ドロゴに溶かした黄金を頭にかけられて死亡した。
2.カール・ドロゴ(ジェイソン・モモア)
没日:シーズン1第10話「炎と血」
死に方:デナーリスと婚礼を挙げたドロゴは、対立した部下との決闘で傷を負い憔悴状態に。デナーリスは妖女による魔術で夫の回復を試みるも、ドラスク族に恨みを持つ妖女の策略にはまり、ドロゴは生きる屍になってしまう。そんな夫を哀れに思ったデナーリスによって窒息死した。
3.エダード・"ネッド"・スターク(ショーン・ビーン)
没日:シーズン1第9話「ベイラー大聖堂」
死に方:七王国の王だったロバート・バランシオン(マーク・アディ)の跡継ぎ3人が王の血を引く子どもではないと知ったネッドは、その秘密を隠そうとする王妃サーセイ(レナ・ヘディ)の陰謀により反逆罪に問われてしまう。その後、罪を認めることで極刑は免れるはずだったが、急死したロバートの後任として王座に就いたジョフリー(ジャック・グリーソン)の気まぐれで罪を認めたにもかかわらず斬首刑となり、悲惨な最期を遂げる。
4.キャトリン・スターク(ミシェル・フェアリー)
没日:シーズン3第9話「キャスタミアの雨」
死に方:ロブ・スターク(リチャード・マッデン)は父ネッドの仇を討つために増軍が必要となり、フレイ家の当主ウォルダー(デヴィッド・ブラッドリー)の力を借りる代わりに彼の娘ロズリン(アレクサンドラ・ダウリング)と政略結婚すると誓ったが、看護師のタリサ(ウーナ・チャップリン)と恋に落ちたことから、約束を反故にして彼女と結婚。それを根に持ったウォルダーの企みにより、ロズリンの新たな婿候補となったエドミュア・タリー(トビアス・メンジーズ)との婚儀の席で、ロブと彼の母であるキャトリン、身重のタリサは襲撃されて皆殺しに...。キャトリンは息子と嫁が目の前で斬殺された後、喉をナイフで掻き切られて絶命した。
5.オベリン・マーテル(ペドロ・パスカル)
没日:シーズン4第8話「山と毒蛇」
死に方:オベリンは、ジョフリー王殺しという濡れ衣で死刑を宣告されたティリオン・ラニスター(ピーター・ディンクレイジ)の代わりに、決闘裁判で戦うことになったドーン王国の領主ドーラン・マーテル(アレクサンダー・シディグ)の弟。ラニスター家に姉エリアとその子供たちを殺された恨みを晴らすため、ラニスター家の騎士マウンテンと一騎打ちで戦うが、怪力の相手に素手で頭を叩き潰された。
6.イグリット(ローズ・レスリー)
没日:シーズン4第9話「黒の城の死闘」
死に方:一度は愛し合った関係にあるジョン・スノウ(キット・ハリントン)と〈壁〉にある黒の城〈カースル・ブラック〉で戦うことになった野人のイグリットは、ジョンに矢を向けるも射ることができない。しかし、弓を下ろそうとした瞬間、ジョンの仲間に背中から矢で射られて絶命。ジョンは、愛する女性の死を目の前で目撃する展開となった。
7.シェイ(シベル・ケキリ)
没日:シーズン4第10話「世継ぎたち」
死に方:シェイはティリオンの愛人だったが、ティリオンがジョフリー王を毒殺した疑いで裁判にかけられた際、嘘をついて彼に不利な証言をする。そして死刑を宣告されるも兄のジェイミー(ニコライ・コスター=ワルドー)に逃がしてもらったティリオンにより絞殺されてしまう。
8.シリーン・バラシオン(ケリー・イングラム)
In the books, Shireen Baratheon often speaks of dragon dreams, despite never having seen one in real life. This may be due to her Targaryen heritage or that she grew up on an island full of dragon statues pic.twitter.com/8wpkNKmF5T
— Game of Thrones Facts (@thronesfacts) 2018年10月20日
没日:シーズン5第9話「竜の舞踏」
死に方:シリーンはスタニス・バラシオン(スティーヴン・ディレイン)の娘で、灰鱗病の痕が顔に残った少女。スタニスは自身が信仰する"光の王"の女司祭メリサンドル(カリス・ファン・ハウテン)の助言で、劣勢となった軍に幸運をもたらすために生贄を捧げることを決め、実の娘を差し出すことに...。よってシリーンは生きたまま焼き殺された。
9.ホーダー(クリスチャン・ナイアン)
没日:シーズン6第5話「扉」
死に方:ホーダーはブラン・スターク(アイザック・ヘンプステッド・ライト)の付き人。一行がホワイトウォーカーの大群に襲われた際にブランの指示で彼らを逃し、自分は扉を押さえて敵の行く先を阻もうとするも、大勢のホワイトウォーカーを押さえ込むことができず、命を落とした。
10.ラムジー・ボルトン(イヴァン・リオン)
没日:シーズン6第9話「落とし子の戦い」
死に方:ジョン・スノウと対決した"落とし子の戦い"で敗れたラムジーは捕らわれの身となり、サンサ・スターク(ソフィー・ターナー)に自分が飼っていた狂暴な犬たちをけしかけられて死亡。犬に顔の肉を引きちぎられるシーンが、あまりにも惨かった...。
11.マージェリー・タイレル(ナタリー・ドーマー)
没日:シーズン6第10話「冬の狂風」
死に方:七神正教に辱められたサーセイが、復讐するために火素を使ってベイラー大聖堂を爆破。サーセイが煙たがる嫁マージェリーも大聖堂にいたため、建物ごと吹っ飛ばされて帰らぬ人となった。
12.オレナ・タイレル(ダイアナ・リグ)
没日:シーズン7第3話「女王の正義」
死に方:ジョフリーを毒殺した真犯人であるオレナは、ラニスター家へ反旗を翻したタイレル家の拠点ハイガーデンへジェイミー率いる軍が攻撃してきた際、敗北を悟って毒で命を絶つことに。しかし息を引き取る前、ジェイミーに向かって彼とサーセイの息子であるジョフリーを殺したのは自分だと明かし、最後に敵に心理的なダメージを与えることを忘れなかった。
ファイナルにはどんな死が待ち受けているのか――。『ゲーム・オブ・スローンズ』第八章は、BS10スターチャンネルにて世界同時放送中。作品の見どころや視聴記録は海外ドラマNAVI作品データベースをチェック!
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