SF大作映画『ダイバージェント』シリーズのケイレブ役で知られ、『ベイビー・ドライバー』にも主演したアンセル・エルゴードが、東京を舞台にした新作ドラマ『Tokyo Vice(原題)』に主演し、読売新聞の記者を演じることがわかった。米Varietyが報じている。
ワーナー・メディアが立ち上げる新配信サービスで製作される『Tokyo Vice』は、元読売新聞社の米人記者ジェイク・エーデルスタインによるノンフィクション小説「Tokyo Vice: アメリカ人記者の警察回り体験記」をドラマ化するシリーズ。外国人記者としてスクープを追い続けたジェイクが東京のアンダーグラウンドを駆け巡る姿が描かれる。
アンセルはジェイク役で主演し、全10話となるシリーズで脚本を務めるのはJ・T・ロジャーズ(『8 Mile』)。デスティン・ダニエル・クレットン(『ガラスの城の約束 』)がメガホンを取り、ジョン・レッシャー(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)、エミリー・ガーソン・セインズ(『ナオミとイーライのキス禁止リスト』)が、アンセルと共に製作総指揮に名を連ねる。
これまで映画界を中心に活躍してきたアンセルにとって、『Tokyo Vice』は初のドラマ出演となる。アンセルは、感動の青春映画『きっと、星のせいじゃない。』で難病の主人公ヘイゼルと恋に落ちる青年オーガスタスを瑞々しく演じて高い評価を受け、『クリミナル・タウン』や『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』などにも出演。
現時点ではワーナーによる新配信サービスの始動日は未定。『Tokyo Vice』は日本が舞台になるだけに日本人俳優が出演する可能性が高そうだ。アンセルの脇を固めるキャストなど新情報が入り次第、随時お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:
アンセル・エルゴード(『The Goldfinch(原題)』撮影現場にて)
(C) Gareth Swales