マーベル映画『アベンジャーズ』後の世界を舞台に、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.の活躍を描く『エージェント・オブ・シールド』。更新されたシーズン7をもって幕を閉じることが決定したが、あるシーズンで複数のエンディングが用意されていたことをキャストが明かした。英Digital Spyが報じている。
7月18日(木)~21日(日)にわたり開催されたサンディエゴComic-Conで、アルフォンソ・"マック"・マッケンジーを演じるヘンリー・シモンズと、エレナ・"ヨーヨー"・ロドリゲス役のナタリア・コルドバ=バックリーがパネルインタビューに登壇。そして、ナタリアが「シーズン5では異なる結末をいくつか撮影した」と明かした。
ヘンリーは、「それはシリーズが更新されるかどうか分からなかったからね」と、シーズン6への更新が危ぶまれていたという。事実、フィル・コールソン役のクラーク・グレッグは、「ほとんどのキャストが、シーズン5がファイナルになると思っていた」と以前述べていた。マーベルTVでトップを務めるジェフ・ローブも「実はシーズン5がファイナルシーズンだと思っていました。ですので、実際(同シーズン最終話である)第22話のタイトルは「The End(邦題:結末)」ですし、振り返ってもらえるとお分かりかと思いますが、脚本もそのようにまとまっていました」とコメントしている。
そして、ファイナルシーズンの最終話に複数のエンディングが用意される可能性について、ヘンリーは「だけど、もうシリーズはカムバックしない。もう終わると分かっているから、(複数のエンディングを撮影する)必要はないよね」と断言し、本シリーズがカムバックしないこと、寂しさを伝えた。
ジェフ・ローブは、「個人的には、どの素晴らしいマーベルの物語も"続く"で終わると信じている。だが短く答えれば、ある意味でシリーズは終わるし、感極まってしまうがベストな方法で締め括られるよ」とシリーズが終了するについて語っている。
終了と思われていたシーズン5のあとに何が語られるのか―。気になる『エージェント・オブ・シールド』シーズン6は、日本では9月14日(土)午後1:00よりWOWOWプライムにて日本初放送。(海外ドラマNAVI)
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『エージェント・オブ・シールド』
(C)ABC Studios & Marvel