貴族と使用人の間で巻き起こる愛憎劇を描き、社会現象を巻き起こすほどの大ヒットとなった英ITVドラマ『ダウントン・アビー』。その映画版が劇場公開されることは当サイトでもお伝えしてきたが、その前にTVで特別番組が放送されることが明らかとなった。英Digital Spyが報じている。
『Return to Downton Abbey: A Grand Event(原題)』と題された特別番組には、映画版の舞台裏の紹介やキャストのインタビューが盛り込まれ、いかにTVシリーズが映画へ移行するかが語られるという。しかしこの番組はなぜか本国イギリスでは放送されず、米NBCでのみ流れる予定だという。
その代わりと言っては何だが、イギリスではトーク番組『This Morning』にキャストたち、ドラマシリーズから出演してきたマイケル・フォックス(アンドリュー・パーカー役)とジム・カーター(チャールズ・カーソン役)、映画版から参加するタペンス・ミドルトン(ルーシー・スミス役)を迎えて映画版が特集されるとのこと。
映画版は、ドラマ版でおなじみのマイケル・エングラーが監督を務め、クリエイターのジュリアン・フェロウズが脚本を執筆する。
オリジナルキャストで続投するのは、グランサム伯爵役のヒュー・ボネヴィル、グランサム伯爵夫人コーラ・クローリー役のエリザベス・マクガヴァン、先代グランサム伯爵夫人バイオレット役のマギー・スミス、マシューの母イザベル・クローリー役のペネロープ・ウィルトン、グランサム伯爵の長女メアリー役のミシェル・ドッカリー、次女イーディス役のローラ・カーマイケル、トム・ブランソン役のアレン・リーチ、元執事チャールズ・カーソン役のジム・カーター、家政婦長エルシー・ヒューズ役のフィリス・ローガン、元伯爵付従者ジョン・ベイツ役のブレンダン・コイル、ジョセフ・モールズリー役のケヴィン・ドイル、メイド長アンナ・ベイツ役のジョアン・フロガット、トーマス・バロー役のロブ・ジェームズ=コリアー、デイジー・メイソン役のソフィー・マクシェラ、料理長ベリル・パットモア役のレズリー・ニコルなど。
新たに参加するキャストとしては、イメルダ・スタウントン(『ハリー・ポッター』)、ジェラルディン・ジェームズ(『アンという名の少女』)、サイモン・ジョーンズ(『OZ/オズ』)、デヴィッド・ヘイグ(『アガサ・クリスティー 検察側の証人』)、タペンス・ミドルトン(『センス8』)、ケイト・フィリップス(『ウルフ・ホール』)、スティーヴン・キャンベル・ムーア(『HUNTED/ハンテッド』)が名を連ねている。
映画版『ダウントン・アビー』は、イギリスで9月13日(金)より、アメリカでは9月20日(金)より公開予定。(海外ドラマNAVI)
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『ダウントン・アビー』
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