Amazon『ホームカミング』シーズン2に、『アダプテーション』クリス・クーパー出演!

Amazon Prime Videoのオリジナルドラマ『ホームカミング』シーズン2に、『アダプテーション』でアカデミー賞助演男優賞に輝き、主に映画界を中心に活躍するベテラン俳優クリス・クーパーが出演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

シーズン1では、秘密政府機関"ホームカミング"の社会福祉職員ハイディと、普通の生活に戻ることを願う元兵士ウォルターが中心に描かれ、同名ポッドキャスト・フィクション番組を下敷きにした政治スリラーだった。しかしシーズン2は前作とはかけ離れた内容になり、どこかに浮いているカヌーで目を覚まして記憶を失くした女性を中心に物語が進行するという。

クリスはエキセントリックな植物学者のレナード・ガイスト役を演じ、自身が設立した会社の役員室よりも自宅の温室で過ごす方が多いという役どころ。すでに記憶を失くした主人公には、映画『ムーンライト』や実話を基にした映画『ドリーム』などに出演し、ミュージシャンとしても活躍するジャネール・モネイが決定。

そして、シーズン1で主人公を演じたジュリアはカムバックしないものの引き続き製作総指揮を務め、ウォルター役のステファン・ジェームズと政府機関"ホームカミング"の受付係オードリー役のホン・チャウが同名で続投。ハイディの上司コリン・ベルファスト役のボビー・カナヴェイル(『アントマン』シリーズ)、国防総省の局員トーマス・カラッスコに扮したシェー・ウィガム(『キングコング:髑髏島の巨神』)らが続投するのかどうかは不明だ。

シーズン1で監督を務めたサム・エスメイル(『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』)もメガホンは取らないがジュリアと共同で製作に携わり、ポッドキャスト番組のクリエイター、エリ・ホロウィッツとミカ・ブルームバーグがシーズン2の脚本を手掛ける。

オスカー俳優となったクリスは、スパイアクション映画『ボーン・アイデンティティー』のCIAエージェント、テッド・コンクリン役でも知られ、『シービスケット』や『アメリカン・ビューティー』『アメリカを売った男』などでいぶし銀の演技を披露。お堅い軍人や警官といったシリアスな役を得意とし、スティーヴン・キング原作のサスペンスドラマ『11/22/63』で久しぶりにドラマ界にカムバックした。

クリスが出演する『ホームカミング』シーズン2は、Amazon Prime Videoにて2019年内に配信スタート予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:クリス・クーパー (C)Hubert Boesl/FAMOUS