DCから新配信メディア誕生で、DCユニバースが拡大!

大手アメコミ出版社DCコミックスと米ワーナー・メディアが、2020年に新メディア「BizarroTV」をスタートさせ、さらに内容を充実させてDCユニバースが拡大することが明らかとなった。米Hollywood Reporterなどが報じている。

10月3日(木)から6日(日)にかけて開催されたニューヨーク・コミコンで、ワーナー・ブラザースのデジタル・スタジオである「ブルー・リボン・コンテンツ」によるミックス・メディアTVシリーズ「BizarroTV」を開始すると発表。スペース・キャビーやスラム・ブラッドリー、クリーパーにアンブッシュ・バグをはじめとするマイナーで意外なDCコミックスのキャラクターをフィーチャーした作品が、ブルー・リボンのチームと新たなクリエイターによってアニメシリーズや実写版として製作されるとのこと。

2018年にDCとワーナー・メディアが立ち上げた配信サービス「DC Universe」では、『Titans/タイタンズ』や『Doom Patrol(原題)』といったDCのスーパーヒーローを主人公にしたオリジナルドラマシリーズの他に、オンラインのコミックス・ライブラリが取り揃えられている。

また「BizarroTV」は、ワーナー・ブラザース・ホーム・エンターテイメントによるDCをテーマにしたコンテンツも追加する予定で、2020年には『Superman: Red Son(原題)』や『Justice League Dark: Apocalypse(原題)』といった新作アニメシリーズが、配信開始される予定だ。

さらにDCは、「DCYou Unscripted」と題されたコンテストについても発表。ファンが配信サービスのために考えた脚本なしのシリーズのアイデアを提供し、選出された応募者がロサンゼルスへ招待されるという。その後に現地でプロジェクトを膨らませた応募者が、実際にDCの重役を前に自分のアイデアを発表して優勝者を決める内容となっている。


そして、『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』のペニー役で知られるケイリー・クオコが主人公ハーレイ・クインの声を務める『Harley Quinn(原題)』が、「DC Universe」にて11月29日(金)にて配信開始されることも発表された。

ますます拡大するDCユニバース。今後の動向に注目だ。(海外ドラマNAVI)

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DC Universe