ビル・クリントン元大統領&人気作家ジェイムズ・パタースンによる同名小説をドラマ化する米Showtimeの『The President Is Missing(原題)』に、『グローリー/明日への行進』などに出演している注目俳優デヴィッド・オイェロウォが出演することがわかった。米Deadlineが報じている。
『The President Is Missing』の主人公は、望みもしないのに思いがけず初任期の半ばにして大統領に昇進した、無力で政治的な目的を持たない副大統領。彼はホワイトハウスの内外問わず、世界を脅かす危機や秘密に直面し、彼の周りで渦巻くスキャンダルや陰謀に翻弄され、敵だけでなく味方にも攻撃されてしまう。こうして、副大統領は目立たぬよう政界を生き抜くか、それとも芽生え始めた自尊心に基づいて立ち向かうか、究極の選択を迫られる―というストーリー。
2018年に出版されたクリントン元大統領とパターソンによる同名小説はナンバーワン・ベストセラーとなり、北米だけで230万部を売り上げている。
主人公の副大統領をデヴィッドが演じ、クリストファー・マッカリー(『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』)、アンソニー・ペッカム(『シャーロック・ホームズ』)、ビル・ロビンソン(『暴走地区-ZOO-』)、レオポルド・ゴウト(『インスティンクト -異常犯罪捜査-』)と共に製作総指揮も担う。クリントン元大統領とパターソンは、ヘザー・マッカリー(『Persons Unknown ~そして彼らは囚われた』)と共同で脚本を手掛ける予定だ。
イギリス出身のデヴィッドは、スパイドラマ『MI-5 英国機密諜報部』の新人諜報員ダニー・ハンター役で注目され、映画『アウトロー』や『インターステラー』、『大統領の執事の涙』『リンカーン』といった大作や話題作に続々と出演。『グローリー/明日への行進』ではマーティン・ルーサー・キング・Jrを演じてゴールデン・グローブ賞とインディペンデント・スピリット賞にノミネートされ、ハリウッドでの地位を確固たるものにしている。
『The President Is Missing』は、2020年に撮影開始予定。(海外ドラマNAVI)
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ビル・クリントン元大統領(c)NYPW/FAMOUS/デヴィッド・オイェロウォ(c)NYRI/FAMOUS