Netflixオリジナルドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の最新シーズンが、また新たな最高視聴記録を樹立したことが明らかになった。米Hollywood Reporterなどが報じている。
本シリーズは、インディアナ州の平和な町ホーキンスで突然姿を消した少年ウィル(ノア・シュナップ)の失踪事件に始まり、少年少女たちが不可解な事件に巻きこまれていく超常現象SFスリラー。シーズン3では、ホーキンスにショッピングモール「スターコート・モール」ができ、イレブン(ミリー・ボビー・ブラウン)やマイク(フィン・ウォルフハード)は心踊る夏を過ごす一方、再び謎の脅威にさらされることになる。
現地時間10月16日(水)に行われたNetflixの四半期決算発表によると、シーズン3は7月4日の配信から4週間で6400万回もの視聴回数を記録。同社の全オリジナル作品の中で歴代1位の視聴回数を誇った。Netflixは、ドラマであれば1エピソードの70パーセント、映画も本編の70パーセントの視聴で"視聴済み"としてカウントするという。
また、視聴者数などの詳細データは開示されていないが、1820万を超える会員がこのシーズン3全8話の視聴を済ませていると発表された。『ストレンジャー・シングス』シーズン3は、配信開始からわずか4日間で全世界4070万もの会員が視聴し、こちらも記録的な数字となっていた。今回の記録の前までは、『アンブレラ・アカデミー』が4週間で4500万人の視聴者数を記録し、トップに君臨していた。
米ニールセン社によると、『ストレンジャー・シングス』のシーズン3はシーズン2と比較して、同じ4日間で21パーセントも多くの視聴者が視聴したという。ただし、ニールセンは米国内のデータしか扱っていないため、全世界での結果は不明だ。
その他のNetflixオリジナル作品は、9月から配信されている『アンビリーバブル たった1つの真実』が4週間で3200万、7月から配信されている『ペーパー・ハウス』のシーズン3が非英語圏のドラマとして最も視聴された作品で4400万を記録。
また映画では、背の高い女子高生の悩みと恋愛を描いた『トールガール』が4週間で4100万、サスペンス映画『密かな企み』が同じ期間で4000万、『9-1-1:LA救命最前線』のアシーナ・グラント役で知られるアンジェラ・バセットとアカデミー賞女優パトリシア・アークエットが主演するコメディ映画『アザーフッド 私の人生』が2900万という数字を打ち出している。
だが、7月に配信が開始した『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の最終シーズンに関しては、視聴者数記録を公表しなかった。
すでに更新が決定している『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン4もファンにとってはすでに待ち遠しいところ。シーズン1~3はNetflixにて配信中。視聴記録やレビューが付けられる【海外ドラマNAVI作品データベース】はこちら。(海外ドラマNAVI)
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Netflixオリジナルドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』