2009年に映画化もされたDCの人気コミックを、米HBOがTVシリーズ化したドラマ版『ウォッチメン』。本日開幕を迎えた「東京コミコン2019」にて、2020年1月31日(金)よりスターチャンネルにて独占日本初放送することが発表となり、予告編も解禁となった。予告映像に映るマスク集団の正体とは...?
スーパーヒーローが存在するもうひとつの現代のアメリカを舞台に描かれる本作は、アラン・ムーアによる原作コミックにインスパイア。黒衣を身に纏った女性スーパーヒーローを主人公に、様々なマスクを被ったヒーローや悪役たちが登場し、その苦悩と戦いが描かれる。
主演は、『ビール・ストリートの恋人たち』で2019年アカデミー賞助演女優賞に輝いたレジーナ・キング。共演にも『運命の逆転』で主演男優賞を受賞したジェレミー・アイアンズ、『愛と青春の旅立ち』で助演男優賞を受賞したルイス・ゴセット・Jr などアカデミー賞受賞経験者が名を連ねる。その他、1980年代の人気刑事ドラマ『マイアミ・バイス』のドン・ジョンソンや『スリーピー・ホロウ』のトム・マイソン、DC映画『アクアマン』出演のヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世などが出演している。
製作総指揮には、映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』や大ヒットドラマ『LOST』で脚本を手掛けたデイモン・リンデロフが務める。2009年にザック・スナイダー監督で映画化された『ウォッチメン』は、核の脅威がテーマだったが、本作では人種問題がテーマとなっており、ただのファンタジー作品ではない。
本日解禁された予告映像では、「消滅したはずの奴らは、冬眠していた」という意味深なセリフから始まる。そして黒いマスクのヒーローらしき女性の姿、黄色いマスクの警察部隊を統べる赤いマスクの大柄な男、そして表情の全く読めない銀色のマスクを被った謎の男など、不気味なBGMの中、気になる登場人物の姿が次々と映し出される。そして「新たな戦いが始まる」というセリフと共に、爆発や銃撃戦などの戦闘シーンが展開される。最後には"ロールシャッハ"のマスクを被った男たちが「チクタクチクタク...」と不気味な様子で時計の秒針を刻む音で幕を閉じる...。『ウォッチメン』の"WATCH"は英語で「監視」と「時計」のダブルミーニングとなっているため、この謎集団の正体とそれぞれのヒーローの動向が気になる映像だ。
ドラマ版『ウォッチメン』(全9話)放送情報
・【STAR2 字幕版】1月31日(金)より 毎週金曜よる11:00 ほか
・【STAR3 二ヵ国語版】2月5日(水)より 毎週水曜よる10:00 ほか
(海外ドラマNAVI)
Photo:『ウォッチメン』©2019 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.