米CWのホラー犯罪捜査ドラマ『iゾンビ』で全5シーズンにわたり犯罪捜査に協力するゾンビの主人公オリヴィア・"リヴ"・ムーアを演じたローズ・マクアイヴァーが、今度は米CBSの新作ドラマ『Ghosts(原題)』でゴーストに翻弄されてしまうようだ。米Deadlineが報じている。
英国発のコメディドラマ『ゴースト~ボタン・ハウスの幽霊たち』の米版リメイクとなる『Ghosts』の主人公は、美しいカントリーハウスを相続した若き夫婦のサマンサとライアン。二人が素晴らしい家を手に入れて夢が叶ったと思ったのも束の間、そこにはかつて暮らしていた居住者たちが幽霊となって住み着いていたのだった...というストーリー。
ローズが演じるサマンサは、楽しむのが大好きだが、計画するのは苦手な性格。フリーのジャーナリストである彼女とシェフの夫ライアンは、必死に働いても経済的にやり繰りするのが大変で、夫婦で一緒に過ごすこともままならなかった。そんな時にサマンサが田舎の邸宅を相続し、そこに住めば家賃を払う必要がなくなることから二人は引っ越すことを決意。聞き上手で根本的にお人よしのサマンサはなんとか幽霊たちを助けようとするが、常に注意を引こうとする幽霊の存在に少し悩まされてしまうという役どころだ。
現時点でライアン役はキャスティングされていないが、幽霊の一人アイザック役でブランドン・スコット・ジョーンズ(『グッド・プレイス』)が出演することが決定している。
企画・脚本を担当するのは、『クレイジーワン ぶっ飛び広告代理店』『大統領とバカ息子』『New Girl ~ダサかわ女子と三銃士』といったコメディドラマでペンを執ってきたジョー・ポートとジョー・ワイズマンのコンビ。
『ゴースト~ボタン・ハウスの幽霊たち』は2019年4月に英BBC Oneで放送がスタートし、第1シーズンのヒットを受けてすでにシーズン3までの製作が決定している。本家でクリエイターを務めたマシュー・ベイントン(『THE WRONG MANS/間違えられた男たち』)、ジム・ホーウィック(『ローデッド:4人の幼稚なミリオネア』)、サイモン・ファーナビー(『パディントン2』)らも、ポートやワイズマンとともにリメイク版の製作総指揮に名を連ねる。
2015年から2019年まで『iゾンビ』で主演を務めていたローズ。そのほかには、性考察ドラマ『マスターズ・オブ・セックス』で2シーズンにわたり大学の副学長の娘ビビアン・スカリーを演じたほか、ファンタジードラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』にティンカー・ベル役で出演していた。(海外ドラマNAVI)
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『iゾンビ』
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