米ABCの人気ファミリーコメディドラマ『モダン・ファミリー』がシーズン11をもって幕を閉じるとのニュースは当サイトでもお伝えしたが、シリーズ最後の撮影が終了して間もなく、愛すべきキャストが天国へ旅立ったことが明らかとなった。米Entertainment Weeklyが報じている。
『モダン・ファミリー』にはジェイ＆グロリア・プリチェット（エド・オニール＆ソフィア・ベルガラ）夫妻が飼っているフレンチ・ブルドッグのステラが複数話にわたり登場していたが、同役を演じていたベアトリスという本名の犬が、2月21日にシリーズ最後のエピソードを撮影し終えた数日後、亡くなっていたという。
シーズン2で初登場したステラは、当初はブリジットという犬が演じていたが、シーズン4以降はファイナルシーズンまでベアトリスがステラ役を務めていた。
本編では、最初はしぶしぶ犬を飼い始めたジェイが次第にステラを溺愛するようになり、今ではすっかり絶え間なく愛情を注ぐため、ステラは嫉妬した妻グロリアの宿敵となっていた。ベアトリスの飼い主によれば、ドラマで描かれていたようにジェイ役のエドはベアトリスを溺愛しており、いつもおやつをくれたり日差しが強すぎないか気にかけてくれる彼にベアトリスも懐いていたため撮影がしやすかったそうだ。
ベアトリスは『モダン・ファミリー』以外では、米Comedy Centralの人気コメディドラマ『Workaholics（原題）』や、マイケル・ダグラスが主演するNetflixのコメディドラマ『コミンスキー・メソッド』などに出演していた。なお、ステラの前任であるブリジットは元気にしているようで、『モダン・ファミリー』降板後もコメディドラマ『レジデント・アドバイザー』や、犬が前面に押し出された作品『Mutt & Stuff（原題）』と『Silent Bark（原題）』に出演している。
昨年2月、更新されたシーズン11をもって終わると発表された『モダン・ファミリー』は、そのファイナルシーズンが米ABCにて毎週水曜に放送中。最終話は2部編成で、4月8日（水）に放送される予定だ。（海外ドラマNAVI）
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『モダン・ファミリー』
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