『ウォーキング・デッド』元キャスト、死んだ仲間で最も印象的だった人を明かす

米AMCの大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』を去ったあのキャストが、死んだ仲間で最も印象的だった人物を明かしている。英Digital Spyが報じた。

『ウォーキング・デッド』のシーズン1~3でTドッグを演じていたアイアン・シングルトンが、ポッドキャスト番組『Talk Dead to Me(原題)』にゲスト出演した際に、お気に入りのキャラクターについて語っている。

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番組を去ってからも『ウォーキング・デッド』を見続けているというアイアンは、シーズン7第1話「惨き鉄槌」でニーガンによって無残にも殺されたグレン(スティーヴン・ユァン)とエイブラハム(マイケル・カドリッツ)の死に特に大きなショックを受けたという。「スティーヴン・ユァン(グレン)が亡くなった時は辛かったよ。同じエピソードで死んだカドリッツ(エイブラハム)もね...。それに、(カール役の)チャンドラー(・リッグス)もだ。カドリッツとは一度も仕事をしたことはないんだけど、コンベンションに一緒に参加して以来、気が合って親しくなったんだ。彼は『ウォーキング・デッド』関係で絆を深めた数少ない一人で、本当にイイ奴なんだよ。カドリッツのことが大好きだ」とコメント。

今でも『ウォーキング・デッド』は今まで製作されたドラマの中でベストの作品だと思っているというアイアンは、シーズン2から脚本・プロデュースを担い、シーズン9でショーランナーに昇格したアンジェラ・カンについても言及。「彼女が番組にもたらした変化は凄いよね。アンジェラがショーランナーになるチャンスを得られて嬉しいよ。僕が出演している時から作品に関わってきた人だからね」と、その仕事ぶりを称えていた。

『ウォーキング・デッド』の撮影地であるジョージア州アトランタの出身で、原作にはいないドラマオリジナルのキャラクターを演じていたアイアン。キャリア初期には、地元の大学でのアメフトのプレー経験を生かして映画『幸せの隠れ場所』に出演したり、『One Tree Hill』『デトロイト 1-8-7』といったドラマに参加していた。2012年に『ウォーキング・デッド』を降板した後は、法律ドラマ『リーガル・バディーズ フランクリン&バッシュ』にゲストとして登場し、スポーツ映画『Safety(原題)』ではアメフトチームのコーチ、ブッチ・ハッシー役で出演。新作として、Amazonの伝記ドラマ『The Underground Railroad(原題)』が待機している。(海外ドラマNAVI)

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『ウォーキング・デッド』
(C)Matthew Welch/AMC