大人気アクションドラマ『シカゴ・ファイア』で6シーズンにわたり救命隊員のガブリエラ・"ギャビー"・ドーソンとしてレギュラーを務めたモニカ・レイモンド。彼女が主演する米Starzの新作ドラマ『Hightown(原題)』が、早くもシーズン2へ更新されたことが分かった。米Varietyなどが報じている。
『Hightown』はマサチューセッツ州ケープコッドを舞台に、麻薬取引を描く犯罪ドラマ。主人公は、商務省(日本の経済産業省に相当)の機関の一つ、海洋大気庁の海洋漁業局に勤めるジャッキー・クイノネス。パーティ好きな彼女は、オピオイド(麻薬性鎮痛薬)の蔓延で犠牲となった被害者の遺体を岸辺で発見したことで、人生が一変。事件にショックを受けたジャッキーは、禁酒への一歩を踏み出すとともに、この事件を解決するのは自分しかいないと悟り、捜査に踏み出すのだが...。
全8話となるシーズン1は本国アメリカで5月17日(日)にスタートし、半分の第4話まで放送された時点で早くも新シーズンの製作が決定したことになる。ニールセンのデータによれば、Starzのチャンネルで放送されるほか、同社の動画配信サービスで配信されてもいる同作は、毎話およそ150万人の視聴者を獲得しているという。
主人公ジャッキーを演じるモニカをはじめ、共演も『オリジナルズ』でフレイヤ・マイケルソンを演じたライリー・ヴォールケル、『プリズン・ブレイク』のスクレ役でおなじみのアマウリー・ノラスコ、『24 -TWENTY FOUR-』のチェイス役で知られるジェームズ・バッジ・デールなど、ドラマファンにおなじみの顔ぶれが揃う。
クリエイターは、DC犯罪ドラマ『GOTHAM/ゴッサム』のレベッカ・ペリー・カッター。犯罪捜査ドラマ『CSI』シリーズやDCドラマ『LUCIFER/ルシファー』を手掛けてきた敏腕プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーとジョナサン・リットマンも製作総指揮に名を連ねる。
モニカは初のケーブル局ドラマ出演を楽しんでいるようだ。「舞台出身だから、複雑なストーリーは大好きよ。複雑でごちゃごちゃしているくらいの筋立ての方が、綺麗にまとまっている話より好みだし、役者として新しいことにチャレンジしたり自分を高めることができるもの」と発言。また、モニカ自身はバイセクシャルだが、自身の演じる主人公がラテン系の同性愛者であることは「とてもクールだと思う」と歓迎している。
モニカが主演する『Hightown』は、米Starzにて毎週日曜に放送中。7月12日にシーズン最終回を迎える予定だ。(海外ドラマNAVI)
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『Hightown』(米VarietyのTwitterより)