『オザークへようこそ』ファイナルへ、シーズン4更新

麻薬王に追い詰められたサラリーマンが、家族を巻き込み犯罪行為に手を染める、Netflixのオリジナルクライムドラマ『オザークへようこそ』が、更新されたシーズン4でファイナルになることが明らかとなった。米Deadlineなどが報じている。

本作は、ファイナンシャルプランナーの夫、マーティ(ジェイソン・ベイトマン)が妻ウェンディ(ローラ・リニー)や子どもらと共に、シカゴ郊外からミズーリ州のオザーク高原にあるサマーリゾート地に引っ越すところから物語が始まる。引っ越したその理由は、麻薬組織のボスの怒りを鎮めるためであり、マーティはこの地でマネー・ロンダリングを行い暗黒の世界にどんどん足を踏み入れていく。

シーズン1から3までは全10話構成だったが、今回のファイナルシーズンは全14話構成とエピソード数が増え、前半と後半に分け7話ずつの配信となる。

シーズン4ではジェソン、ローラ他、ジュリア・ガーナー(ルース・ラングモア役)、ソフィア・ハブリッツ(シャーロット・バード役)、スカイラー・ゲルトナー(ジョナ・バード役)、チャーリー・ターハン(ワイアット・ラングモア役)、リサ・エメリー(ダーリン・スネル役)らが続投する予定。

これまでエミー賞には14項目にノミネートされ、昨年助演女優賞(ジュリア・ガーナー)、監督賞(ジェイソン・ベイトマン)受賞した。

最近行われたDeadlineのライブストリームイベントに、ジェイソン、ローラ、ジュリア、そしてショーランナーのクリス・マンディが出演。ジェイソンは、「この作品をとても誇りに思っております。新型コロナウイルスの影響により、家で壁かテレビを見るしか選択肢がなかった人たちが視聴してくださったことに助けられたとも言えると思います。視聴した方たちが、面白いと思ってくださると嬉しいです」とコメント。

また、エピソード数が10話から14話に増加したことについて、ジェイソンは「これだけ話数が増えるということは、バード一家にとってもっと問題が増えるということを意味します。Netflixがバード一家の旅路をきちんと終わらせてくれることにとても嬉しく思っております。本作は、我々全員にとって、カメラの前でも撮影をしていない時でも素晴らしい経験でしたし、最後に十分納得できる終わりを描けることにとても興奮しております」と述べた。

Netflixオリジナルコンテンツのシンディ・ホランドは、「本作は世界中の視聴者を魅了し、厳しい批評家から高い評価を得ている魅力的なドラマです。私たちはクリス、ジェイソン、ローラ、ジュリア、そしてキャストとスタッフ全員の飽くなき努力に感謝し、バード一家の旅路の最後を見るのが楽しみで待ちきれません」と話した。

シーズン4は、撮影の中断がいつまで続くのかによるが、最短で2021年の配信だと伝えられている。『オザークへようこそ』はシーズン1から3までNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflixオリジナルドラマ『オザークへようこそ』