全米視聴率ランキングのトップ10(ニールセン調べ)が発表された。8月24日(月)からの週の順位は以下の通り。
1.『60 MINUTES PRESENTS』(CBS)
2.『ブラックパンサー』(ABC)
3.『アメリカズ・ゴット・タレント(火曜)』(NBC)
4.『アメリカズ・ゴット・タレント(水曜)』(NBC)
5.『CHADWICK BOSEMAN: A TRIBUTE FOR A KING』(ABC)
6.『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班(再放送)』(CBS)
7.『AMERICA"S FUNNIEST HOME VIDEOS』(ABC)
8.『BIG BROTHER(水曜)』(CBS)
9.『BIG BROTHER(木曜)』(CBS)
10.『NASCAR CUP SERIES RACE』(NBC)
この週は、28日(金)にチャドウィック・ボーズマンが大腸ガンにより43歳で亡くなったという悲しい知らせが届いたが、彼を悼むファンの多さが感じられるランキング結果となった。30日(日)にABCがチャドウィックの代表作である映画『ブラックパンサー』と、特別番組『CHADWICK BOSEMAN: A TRIBUTE FOR A KING』を放送したところ、そろって上位にランクインを果たした。
この特別番組では『アベンジャーズ』シリーズの面々、ロバート・ダウニー・Jr(トニー・スターク/アイアンマン役)、スカーレット・ヨハンソン(ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ役)、マーク・ラファロ(ブルース・バナー/ハルク役)、ジェレミー・レナー(クリント・バートン/ホークアイ役)、ポール・ラッド(スコット・ラング/アントマン役)、ドン・チードル(ジェームズ・"ローディ"・ローズ/ウォーマシン役)、エリザベス・オルセン(ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役)や、『ブラックパンサー』の共演者であるフォレスト・ウィテカー(ズリ役)、そして監督のアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟や、製作総指揮のケヴィン・ファイギも登場。チャドウィックとの思い出や彼の人となりを語る内容となっていた。
『ブラックパンサー』は627万人の視聴者を集めて2位に入ったが、米Varietyによれば劇場映画がテレビ放送でこれだけ多くの人を引きつけたのは2016年のディズニーアニメ『アナと雪の女王』以来だという。一方の特別番組は、495万人で5位につけた。
なお、マーベル・スタジオのTwitterでも、チャドウィックについてマーベル関係者が語る映像を見ることができる。
You will always be our King. pic.twitter.com/6yfKb913rI
— Marvel Studios (@MarvelStudios) August 31, 2020
また、特別番組には一歩及ばなかった(視聴者数449万人)ものの、『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』は再放送ながらドラマで唯一トップ10入り(6位)。相変わらず安定した人気を誇っている。(海外ドラマNAVI)
Photo:
『ブラックパンサー』(マーベル・スタジオのTwitterより)