大ヒットドラマ『SEX AND THE CITY』や『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』でクリエイターを務めたダーレン・スターが手掛ける、パリを舞台にしたNetflixの新作ドラマ『エミリー、パリへ行く』。シーズン1が配信されたばかりだが、シーズン2へ更新された場合には何が起こるのか、スターと主演のリリー・コリンズ、ガブリエル役のリュカ・ブラボーが語った。米TV Lineが報じた。(※本記事にはシーズン1最終話のネタばれがあるのでご注意を!)
『エミリー、パリへ行く』の主人公は、思わぬ仕事の機会を得てアメリカ・シカゴからパリへ移住することになったエミリー。慣れない新天地でカルチャーギャップに悩まされながら、彼女が仕事に恋に友情に全力投球する姿がコメディタッチで描かれる。
Lily Collins stars in a new series from creator of Sex and the City
Emily in Paris premieres October 2 pic.twitter.com/2KTUKDW7fI
— Netflix Queue (@netflixqueue) September 16, 2020
シーズン1の最終話となる第10話「まさかのキャンセル」では、エミリーが心惹かれていた友人でシェフのガブリエルがパリを離れノルマンディーでレストランをオープンするが決まる。町を出ることになったため彼は恋人カミーユと別れ、ついにエミリーと一線を越えてしまうのだが、なんと予定が変更になり、パリに残ることに。そんななか、エミリーは友人でもあるガブリエルの元恋人カミーユから、「ガブリエルから聞いたんだけど、彼がパリに残るって。話せる??」とメールが届いたところで終わり、クリフハンガーで幕を閉じた。
一体、このメッセージは何を意味しているのだろうか? その点についてクリエイターのスターが、「エミリーにとっては、何ごとも見た目と同じ物はありません。そして、彼女の人生に対する考えは常に試されていて、それは次のシーズンでも同じです」とコメント。正式にはシーズン2への更新は決定していないが、すでにスターは続きのストーリーの構想があるようだ。
そして、ガブリエルを演じるリュカは、パリに残ることに決めた彼の気持ちはエミリーへの想いが大きいと述べている。
「エミリーが彼に再び目的を与えたんだと思う。ガブリエルはエミリーの周りでは自分の力を発揮できて、さらにレストランのプロジェクトを進めて夢を実現できると感じたけど、カミーユとの関係ではその力を見つけられなかったんだ。そう考えると、彼はエミリーを自分の柱のように見ていて、彼女は彼にとってインスピレーションであり力でもあるんだ」
一方で、リュカが言うようにガブリエルはエミリーとの関係を前向きに考えようとしているのに対し、リリーはエミリーが複雑な気持ちになっているとコメント。「彼女は、これ以上ないぐらい混乱している。なぜなら、カミーユとエミリーは本物の絆を築いているし、エミリーにとって女友だちはすべて。だけど同時に、ガブリエルは(パリでの)彼女の生活にずっと存在していて、サポートして友だちでいてくれて、それ以上の何かでもある」と、エミリーの心が相反する気持ちの間で揺れていると分析した。
では、もしシーズン2へ更新されたら、エミリーとガブリエル、カミーユの関係はどうなるのだろうか? その質問にスターが、「次のシーズンで、キャラクター3人の関係がどのように進化するかを実際に探求することができると思う。シーズン2で掘り下げるのが楽しみなんだ。だって、彼らはアメリカ人じゃなくてフランス人だからね。私は番組の大部分を別のレンズを通して見ているから、シーズン2では興味深い驚きの関係が切り開かれるだろう」と答えている。
そしてリリーは、「ガブリエルとカミーユの関係が複雑だから、間違いなくエミリーは二人の間に入ることを避けるでしょうね」と言い、リュカは、「エミリーとガブリエルの関係は間違っているが、同時にエキサイティングだ」ともコメント。エミリーはパリで自分がわからなくなり、ガブリエルは自分の気持ちが見えなくなり、「そんな迷える二人がお互いを見つけた」と語っていた。
果たして、『エミリー、パリへ行く』はシーズン2へ更新され、視聴者はシーズン1で描かれたクリフハンガーの答えを知ることができるのだろうか? シーズン2への更新が発表され次第、続報をお伝えしていきたい。シーズン1はNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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Netflix『エミリー、パリへ行く』