大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』には数多くの敵が登場してきたが、シーズン10第16話「絶対絶命」で初めて姿を見せた謎のグループについてショーランナーが言及した。米Screen Rantが伝えている。（※本記事には、シーズン10第16話「絶対絶命」のネタばれを含むのでご注意を！）
シーズン10の第16話では、シーズン9から生存者たちが対峙してきたウィスパラーズとの闘いが終わり、ユージーン（ジョシュ・マクダーミット）が無線で会話をしてきたステファニーという謎の女性と会うことになる。しかし、ユージーンたちは待ち合わせ場所へ行くが彼女はおらず、代わりに白い装甲を身に着けて銃を手にした兵士たちに囲まれてしまう。
その謎のグループについてショーランナーを務めるアンジェラ・カンが語り、彼らの登場は今後の展開に何をもたらすのか明かした。
「私たちが、原作コミックスに姿を見せるストームトルーパー（『スター・ウォーズ』に登場する銀河帝国軍の兵士）のようなキャラクターを目にしたとき、"ちょっと待って。彼らは誰なの"と思ったことは間違いない。そのデザインはコミックスで際立っていたグループから取られていて、原作ファンはコミックスシリーズ「The Commonwealth」の冒頭に登場するキャラクターだとわかるでしょう。けれど、私は原作を知らないけど番組を見ている人たちのために、今後このキャラクターの物語をもっと語る予定だと言っておく。また、この新たな黙示録の奥深くに存在する彼らは、組織化されたグループだとも伝えておきます。いかに彼らが白い装甲をきれいに保っているのか、彼らが何者なのかということもいずれわかるでしょう」
さらにカンは、このストームトルーパーのようなグループとウィスパラーズとの違いについて、「彼らは銃剣の先端を使って半自動式小火器を作り出したので、自然とコミュニケーションを取るウィスパラーズとはまったく異なるタイプのグループであることは一目瞭然です」とコメントした。
原作コミックスでこのグループは、総督パメラ・ミルトンが率いる高度に進化したコミュニティに属しているという設定だ。
また、カン他製作陣やキャストがこの第16話について語る12分の特別映像が公開された。
これから生存者たちが、新たな敵とどんな戦いを繰り広げるのか目が離せない。『ウォーキング・デッド』シーズン10第17話以降は、2021年初めに米AMCで放送予定。ファイナルとなるシーズン11は2022年放送予定。なお、第16話「絶体絶命」はFOXチャンネルにて10月11日 (日) 25：00～、26日 (月) 23：00より再放送。（海外ドラマNAVI）
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