『ウォーキング・デッド』クリスチャン・セラトス、『セレナ』で伝説の歌姫を演じるプレッシャーを明かす

大ヒットサバイバルパニックドラマ『ウォーキング・デッド』シリーズで、ロジータ役を演じたクリスチャン・セラトスが、先週4日(金)から配信スタートのNetflixオリジナルシリーズ『セレナ:テハーノの女王』で主演を務めている。国民に愛された伝説的な歌姫を演じるにあたり、クリスチャンはどんなことを意識していたのか。米Peopleが伝えた。

本作は、"テハーノの女王"という異名でも知られるテハーノ・ミュージックの歌手セレナ・キンタニーヤの伝記ドラマ。小さなステージで歌っていたセレナがラテン系女性アーティストとして史上最高の成功をつかむまでの道のり、家族が支え合いながら何年にも渡って重ねてきた努力と苦労を描く。

今回、伝説的な歌姫役に抜擢されたクリスチャンだが、彼女が全ての人に納得してもらえるとは思っていないという。米VarietyとiHeartのポッドキャスト「The Big Ticket」に登場したクリスチャンは、「私も人間だから、みんなに喜んでもらうことはできないということを思い出すこともあるわ」と心境を吐露。「でも、私がまずやろうと思ったのは、彼女の精神を正直に描写すること。正直であることが、彼女を魅力的に、そしてアイコニックな人にしたと思うから」

セレナの物語は、1997年に『セレナ』というタイトルで映画化されており、この時はジェニファー・ロペスが主演を務めた。ジェニファーは今回のTVシリーズを「とても楽しみ」と応援しており、「私はセレナが大好き。彼女は私の人生とキャリアで大きな存在だった」とNetflixの公式アカウントでコメントしていた。

ジェニファーに続いてセレナを演じることになったクリスチャンは、今回の大抜擢に「出来すぎた話だと思った」という。「この番組が実現するかはわからなかったから、興奮しすぎないように、この作品のことは意識しないようにしていたの。でも、結果的に現実になったわ」

オーディションは6カ月かけて行われたそうで、その間、クリスチャンは家族や友人から「冷静になって」と言われるほど自分自身を押し殺して、役に挑んでいたという。クリスチャンは自身が"セレナのことが大好きな少女"だったと明かし、「彼女は世代を超える存在で、新しい世代も彼女に惹かれると思うわ」と話している。

「それは私の娘もきっと同じ」とクリスチャンは続ける。「だからこそ、彼女のように本当にパワフルな、象徴的なメキシコ系の女性を演じる姿を娘に見てもらいたい」

『セレナ:テハーノの女王』は1部構成で、前半パートは12月4日(金)からNetflixにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

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『セレナ:テハーノの女王』
CHRISTIAN SERRATOS as SELENA QUINTANILLA in Trailer of SELENA THE SERIES Cr. Michael Lavine/NETFLIX © 2020
SARA KHALID/NETFLIX