シーズン24まで更新が決まっている長寿犯罪捜査ドラマ『LAW&ORDER:性犯罪特捜班』。現在、米NBCにて放送中のシーズン22にエリオット・ステイブラー刑事役のクリストファー・メローニがカムバックし、スピンオフドラマ『Law & Order: Organized Crime(原題)』もスタートした。そんな同フランチャイズに、新たなシリーズが誕生することがわかった。米Deadlineが報じている。
新作ドラマは、刑事弁護事務所の内部を描く法律ドラマ『Law & Order: For The Defense(原題)』。刑事司法制度とともに弁護士たちの様子が細かく描かれ、現代のモラル・ストーリーが展開されていく。
The next series in the Law & Order franchise: #LawAndOrderForTheDefense. Coming soon. https://t.co/VKjh2tpi6T pic.twitter.com/mhYFUF7enX
— Wolf Entertainment (@WolfEnt) May 3, 2021
『Law & Order: For The Defense』を手掛けるのは、シリーズの生みの親であるディック・ウルフと、『CSI:科学捜査班』シリーズのキャロル・メンデルソーン。二人と共にアーサー・W・フォーニー(『シカゴ・ファイア』)、ピーター・ジャンコウスキー(『シカゴP.D.』)、ジュリー・ワイツが製作総指揮を務める。
ウルフはこの新作について、「私自身にとってもエキサイティングなものです。この30年間、私たちは強気なドラマを作ってきました。そして、それをキャロルと一緒にできることは、私たち二人にとって名誉なことであり、これまでになかった番組を作る機会でもあります」と述べる。
『Law & Order: For The Defense』は、ユニバーサル・スタジオ・グループの一部門であるユニバーサル・テレビジョンとウルフ・エンターテインメントによって製作される。これは、ウルフとメンデルソーンが同スタジオと契約したことに起因する。
NBCユニバーサル・テレビジョン&ストリーミングのスクリプト・プログラミング担当であるリサ・カッツは、「刑事司法制度を別の角度から探求する本フランチャイズの最新作を視聴者の皆様にお届けするのが待ちきれません。ディック・ウルフの示唆に富むアプローチに加えて、以前からシリーズ化を熱望していたキャロル・メンデルソーンとのコラボレーションにも期待しています」と語った。
1990年に『LAW&ORDER』がスタートし、20シーズンにわたって放送。1999年から『LAW&ORDER:性犯罪特捜班』が開始される他、10シーズン続いた『LAW&ORDER 犯罪心理捜査班』、『LAW&ORDER:UK』、『LAW&ORDER:LA』など本家のみならず大ヒットシリーズを生み出し、フランチャイズを拡大。さらに数年前から、『LAW&ORDER:Hate Crimes』という新作の製作も検討されている。
なお、4月1日に米NBCで放送開始された『Law & Order: Organized Crime』は、この2年半で全ネットワーク局からデビューしたシリーズの中でトップの座を獲得している。
『Law & Order: For The Defense』の出演キャストなど新たな情報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
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