【ネタばれ】『BATWOMAN/バットウーマン』シーズン2でオリジナルキャストが降板!

米CWの『THE FLASH/フラッシュ』や『レジェンド・オブ・トゥモロー』などに続き、DCドラマユニバースに加わった『BATWOMAN/バットウーマン』。そのシーズン2をもって、オリジナルキャストが降板したことが明らかとなった。米Entertainment Weeklyなどが報じている。

CWで6月27日(日)に放送されたシーズン2の最終話となる第18話「Power(原題)」に、シーズン1で主人公だったケイト・ケイン/バットウーマンの父親ジェイコブ・ケインが登場しないまま、演じるダグレイ・スコットは降板した。彼が最後に登場したエピソードはシーズン2の第16話「Rebirth(原題)」だった。

ダグレイの降板について、クリエイターのキャロライン・ドライスは、「『BATWOMAN』にジェイコブ・ケインとしてダグレイ・スコットを迎えられたことは、私たち全員にとって信じられないほど特別なことでした。その才能と評判を誇る俳優は、あらゆるプロジェクトの質を高め、彼はキャストたちと素晴らしいケミストリーを見せてくれました。私たちは過去2シーズンで、ケイン司令官のストーリーを伝えることが楽しみでした。いつでもドアを開けたままにして彼が戻って来ることを願っています。彼に幸運を!」と、ダグレイに感謝してエールを送った。

※ここからは、シーズン2のネタばれを含みますのでご注意ください!

最終話より前のエピソードで、ジェイコブは娘でもあるヴィランのアリス/ベス(レイチェル・スカーステン)を教唆した罪で刑務所に入れられ、裁判のためにメトロポリスへ移送されることがほのめかされていた。

ドライスはジェイコブが甦らせたファシスト的な警察組織"ザ・クロウ"が終末を迎えたため、ダグレイの降板は必然的な結果だったとも述べている。「このシーズンで製作チームは警察の残虐行為に対して厳しい姿勢を取り、それを表現するために比喩としてザ・クロウを使ったため、物語が同組織の終焉へ向かいました」と説明していた。

また、シーズン1をもって主人公ケイトを演じたルビー・ローズが降板したため、ケイトの父親であるジェイコブもストーリーラインにおいて良くも悪くも自然に出番が減ることになり、ダグレイもその点においては合意していたとも付け加えている。なお、シーズン2ではそのケイト役はリキャストされ、DCドラマ『クリプトン』でニサ=ヴェックスを演じたウォーリス・デイが扮している

『BATWOMAN/バットウーマン』はすでにシーズン3への更新が決まっており、CWで今年10月に放送予定。(海外ドラマNAVI)

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