父子関係をテーマにした心理学版『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』とも言われている『プロディガル・サン 殺人鬼の系譜』がスーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメにてCS初放送となる。
『プロディガル・サン 殺人鬼の系譜』は、伝説的なシリアルキラーを父に持つFBIプロファイラーが、特異な経験と才能を活かしてニューヨーク市警で難事件を解決していく1話完結型のクライム・スリラードラマ。
特筆すべき点は、メインキャラクターのマルコム・ブライトとマーティン・ウィットリーの父子関係だろう。息子のマルコムは、殺人犯の思考や心理を知り尽くしている優秀FBIプロファイラー。そんな彼が、犯罪心理学者として随一の才能を持つ理由、それは1990年代に20人以上の命を奪った残忍なシリアルキラー"外科医"マーティンを父親に持つためだ。
シリアルキラーであるマーティンだが、息子にとっては良い父であり、そんな親としての記憶も忘れることができない。父親への愛、恐れ、憎悪にどう対処するべきか思い悩む複雑な父子関係がどのように築き上げられていくのかも注目だ。
マルコムを演じるのは、『ウォーキング・デッド』のポール・"ジーザス"・ロビア役でおなじみのトム・ペイン。マルコムの父でシリアルキラーのマーティンに扮するのは、『グッド・オーメンズ』の天使アジラフェル役で知られるマイケル・シーン。
企画・脚本・製作総指揮を務めるのは、クリス・フェダク(『CHUCK/チャック』)とサム・スクレイヴァー(『Ben & Kate』)。メインキャラクターを企画する段階で、二人がインスピレーションを求めたのが『Dr. HOUSE -ドクター・ハウスー』だったという。病気を診断するのが『Dr.HOUSE』だったのに対し、心理を診断するのが『プロディガル・サン 殺人鬼の系譜』だと表現している。
米FOXでは2019〜2020年シーズンの地上波新作ドラマシリーズの中で視聴者数ナンバーワンの座に輝いた本作。内容はもちろんのこと、トムとマーティンの掛け合いも必見だ。
『プロディガル・サン 殺人鬼の系譜』放送情報
スーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメにて(全20話)
12月20日(月)22:00よりCSベーシック初放送
(海外ドラマNAVI)
Photo:『プロディガル・サン 殺人鬼の系譜』シーズン1© Warner Bros. Entertainment Inc.