ファンタジー・ダークコメディ『グッド・オーメンズ』で天使アジラフェルを、凶悪犯罪に立ち向かうプロファイラーの活躍と、彼の家族を取り巻く異様な状況を緊張感たっぷりに描く『プロディガル・サン 殺人鬼の系譜』では"外科医"と呼ばれたシリアルキラー演じるマイケル・シーン。BBCのインタビューに応じた彼が、お金の使い方について語り、自らを"非営利的な俳優"だと呼んだことをETカナダが伝えている。
このほど英BBCのインタビューに応じたマイケルは、演技の仕事で稼いだお金は今後のプロジェクトに資金提供することに全て使うという自らの誓いを明かした。
「 "お金を使っても大丈夫、またたくさん稼ぐことができるはず"思えるようになったことには大きな解放感があった」と話したマイケル。
「私は本質的に自分のことを社会的企業、非営利的な俳優にしたんです」
2019年、ウェールズ出身のマイケルは、地元カーディフで開催されたホームレス・ワールド・カップ(2003年から開催されている、その名の通りホームレスの人々によるサッカーの世界大会)の資金繰りが難航した際、自宅を売却してその資金を調達したという話に。
大会を開催するために大きな決断を下した当時について、マイケルは「僕はアメリカとイギリスに家を持っていたから、できることはなんでもした。それはとても怖いことだったし、非常にストレスにもなった」と話しているが、「その代償はこれからも長く続いていくだろう。それでも、お金を稼ぎ続けることができれば、破産することはないと思えるようになったんだ」と、今後も自らの稼ぎでさまざまなプロジェクトに資金提供していく覚悟を語った。
シーズン2の製作が進んでいる『グッド・オーメンズ』はAmazon Prime Videoで独占配信中。(海外ドラマNAVI)
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マイケル・シーン©James Warren/Famous