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エミー賞授賞式、2027年からAmazon Prime Videoで独占配信決定!

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エミー賞

TV界のアカデミー賞と言われるエミー賞の授賞式が、2027年からAmazon Prime Videoで独占配信されることになった。31年間続いた、アメリカの地上波放送局による持ち回り契約「ホイールディール」に終止符を打ち、ストリーミングサービス時代への歴史的な一歩を踏み出すことになる。米Varietyが報じた。

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「エミー賞に大きな影響を与えるための」6年契約

1949年に誕生したエミー賞を主催するテレビ芸術科学アカデミー(ATAS)は今月6日(火)、エミー賞授賞式の放映権に関してAmazonと6年契約を締結したことを発表した。エミー賞がストリーミングサービスで独占配信となるのは初めてのことだ。

契約条件は非公開だが、関係者によると、Amazonは2027年9月からのエミー賞グローバル配信権に対し年間およそ1500万ドル(約23億7000万円)のライセンス料を支払う見込み。これまでのABC、NBC、CBS、Foxが順番に放送していくスタイルの「ホイールディール」では、国内権利のみで年間800万~1000万ドル(約12億6000万~15億8000万円)が支払われていた。

ATASのクリス・アブレゴ会長は具体的な数字を明言しないものの、「以前のライセンス料から間違いなく増額された、意義のある投資だ」とコメント。Prime VideoとAmazon MGM Studiosの責任者であるマイク・ホプキンスも具体的な投資額には触れず、「公正な取引であり、長期的に見ても納得できるもの」だと述べた。ホプキンスはさらに6年契約について、「エミー賞に大きな影響を与えるための適切な期間だと、私たち双方にとって感じられた」と説明し、6年後に今回の契約が満了した後も長期的なパートナーシップを期待していると口にしている。

今回の契約は、31年続いた「ホイールディール」の終焉を告げるものだ。Varietyが9月に報じたように、「ホイールディール」の継続が困難になったことから、Amazon Prime Videoがエミー賞の新たなプラットフォーム最有力候補として浮上した。先月、第78回エミー賞授賞式がNBCにて放送されたが、これは2018年に締結された8年間の最新契約にもとづく最後の放送だった。

アブレゴ会長は「ホイールディールはATASとエミー賞にとって長きにわたり非常に成功した」としながらも、「終わりが近づくにつれて、これまで通りのやり方に固執すべきではないと強く感じた。成長するためには、真のコミットメントと投資が必要だった」と語る。そしてATASには「たくさんの選択肢」があったと明言し、Amazon Prime Videoが参入したことで最有力候補になったと解説した。

一方のホプキンスは、エミー賞を「グローバルイベント」として一つのサービスで展開することは良いアイデアだと考えている。毎年ネットワークが交代する「ホイールディール」では、たとえある年のエミー賞授賞式が成功しても、翌年競合に引き継がれるとお互いに放送に力を入れることが難しいからだ。独占パートナーとして6年続けて配信するならば、より専門的な制作と効果的な宣伝が可能になる。

この新契約のもと、エミー賞授賞式はAmazon Prime Videoの米国および240以上の国と地域で無料提供される予定。プライムタイム・エミー賞のほか、クリエイティブ・アーツ・エミー賞も配信対象となるとのこと。

アブレゴ会長はAmazonとの提携によって「エミー賞への道」を創造することも構想中だ。「一晩だけのイベントにするのではなく、殿堂入りイベントやテレビアカデミー・オナーズ、インタビューなど、エミー賞に繋がるコンテンツを作る機会がたくさんある」

ATASと全米テレビ芸術科学アカデミー(NATAS)の合併も進行中で、次のエミー賞開催前の2027年半ばには実現する見込みだとアブレゴ会長は語る。「順調に進んでいる。膨大な作業だったが、1年をかけてここまで来た。来年半ばのタイミングについては非常に前向きだ」

この合併が完了すれば、NATASの授賞式(特にデイタイム・エミー賞)もAmazon Prime Videoでリリースとなる可能性があるが、それには別途ライセンス料の交渉が必要だ。アブレゴは「先走ることはできないが、検討されるだろうし、そうすることは理にかなっていると思う」とコメント。ホプキンスも、NATASの授賞式が今回の契約に潜在的に加わる可能性を認めたが、詳細はまだこれからだと付け加えた。ホプキンスは「エミー賞の勢いを高め、視聴者数を増やし、人々がより興奮するようなものにしたい」と続ける。

様々な放送局、配信サービスのTV番組を称えるエミー賞授賞式の放映権を一つのプラットフォームが独占することで、競合他社が反発する可能性について、ホプキンスは気にしていない。というのも、AmazonはすでにHBO Max、Apple TV、Paramount+、Peacockなどの競合サービスへのサブスクリプションを販売しており、多くの競合他社とビジネス関係にあるからだ。

「これを正しく行えば、テレビ芸術を祝い、その媒体で物語を語る最高の番組やトップタレントを祝うことができる。Netflixやディズニープラス、その他すべてのスターたちにも参加してほしい」とホプキンスは語る。

「私たちが顧客に提供するものの大部分はサブスクリプションビジネスだ。これらの大規模なストリーミングサービス、百ものサービスにサブスクライブし、プライム上でシームレスな体験に統合できる。多くのパートナーがエミー賞にノミネートされ、受賞している。HBO MaxやApple TVが受賞した時、私たちは立ち上がって喝采を送る。なぜなら、顧客がそれらにアクセスできるからであり、私たちはパートナーだからだ」

近年、エミー賞に限らず様々な授賞式が放送局からストリーミングサービスへ移行している。2021年にCBSを離れたアカデミー・オブ・カントリーミュージック(ACM)アワードをAmazonが買収したほか、SAG-AFTRAアクターズ・アワードが地上波(TNT/TBS)からNetflixへ、そして2029年にはアカデミー賞授賞式がYouTubeで配信予定だ。

エミー賞授賞式は2027年9月の第79回より、Amazon Prime Videoにて独占配信予定。(海外ドラマNAVI)

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海外ドラマNAVI編集部

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