数々の賞に輝いてきたベテラン女優キャシー・ベイツが、70代後半で迎えたキャリアの「最高の時期」について語った。米Deadlineが報じている。
-

まるでコロンボとミス・マープル!型破りな弁護士が主人公の大ヒットドラマが日本最速配信『エルズベス』『マトロック』
この春から学業や仕事で新生活を始めた人も多いだろうが、型破り …
自分にもまだできる、と実感できた
彼女が主演する米CBSの人気ドラマ『マトロック』は、シリーズ当初から描いてきた、娘の死に関わるウェルブレクサ事件がシーズン2をもってフィナーレを迎え、主人公のマティ・マトロックことマデリーン・キングストンは、想像もできなかったほどの自由を手に入れた。過去の重荷を手放したことで、新たな視点で世界を見つめ直す機会を得たのだ。
キャシーはインタビューで、マティの心境の変化を振り返る。「シーズン1当初のマティは、娘のためにすべてを正そうとしている。女優のように役を演じているの。でも突然、自分が関わっているのは現実の人間なのだと気づき、まったく新しい局面を迎える。世界が予想もしなかった形で広がり続ける中、道に迷いながらも物事をうまくいかせようと奮闘することになるの」
「(上司である)オリンピアのような人物に出会うとは予想していなかった。一緒に働く若者が娘を思い出させることもある。彼らを見て、“娘がしっかりしていたら、こんな事務所で働いていたかもしれない”と思うのよ」
マティとオリンピアは、ウェルブレクサ事件をめぐる嘘や策略を乗り越え、より正直な関係を築くようになった。二人の友情について、キャシーは「本当に気を許せる相手」と語る。「友人が最近私に連絡をくれて、彼女が見た夢の中で私たちが笑っていたと言っていたの。そんな風に大笑いできる関係を共有できるのは素晴らしいことよね」
シーズン2では、マティと夫エドウィンのロマンスも深く掘り下げられた。キャシーはこのようなストーリーラインが盛り込まれたことを喜んでいる。「年配の人たちがキスをしたり、抱き合ったり、愛情を示したりする姿に、なぜか私たちは抵抗感を覚えてしまうことがある。なぜなのか私には分からない。だって、とても素敵なことだから。そういう場面をもっと見たい。二人の間にある引いたり押したりの関係性、駆け引きのようなものをもっと見たいと思うの」

50年以上にわたりテレビや映画の数多くの作品に出演してきたキャシー。アカデミー賞主演女優賞を受賞した『ミザリー』のアニー・ウィルクスをはじめ、『黙秘』のドロレス・クレイボーン、『タイタニック』の“浮沈”のモリー・ブラウンといった印象的な役柄を演じ、ライアン・マーフィー作品(『アメリカン・ホラー・ストーリー』『フュード』)でも活躍してきた。しかし、『マトロック』での時間はある特別な理由で際立っている。
『マトロック』での経験から何を得たかと尋ねられ、「自分にもまだできるんだ、ということ。体重が減ったし、身体の動かし方も変わった。自分にまだエネルギーや持久力があると実感できたのは素晴らしいこと。台詞を覚えたり、新しい台詞を頭に入れたりするだけの集中力もまだある。まあ、正直なところ、ガラスを食べる方がマシだと思うくらい大変だけど(笑) この作品の仕事はまるでパイ早食い競争で、とにかく次から次へと台詞を詰め込まなければならないの」
「78歳の今でもこうして仕事を続けられるし、それを心地良く感じられることを学んだ。ある意味では、今が人生最高の時期だと感じている。昔の自分の写真を見て、“なんてこと、今の方がずっと素敵じゃない”と思ったりもする。気持ちも若くなったように感じる。こうしたことすべてが、予想もしなかった素晴らしい喜びの数々なの」
『マトロック』シーズン1~2はParamount+(パラプラ)にて配信中。(海外ドラマNAVI)






