米NBCの象徴的な犯罪捜査ドラマ『LAW & ORDER ロー&オーダー』が、2026-27年度に向けたシーズン26への更新を最終決定したことが、Deadlineの取材によって明らかになった。この決定は、まさに滑り込みと言えるほどギリギリのタイミングだった。NBCが月曜日のアップフロント(先行広告主向け発表会)で秋のラインナップを公開するわずか3日前。早ければ金曜日にも、公式な更新決定が発表される見込みだ。
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『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』シーズン27、あのサイコパスがカムバック?!
米NBCの長寿犯罪ドラマ『LAW & ORDER:性犯罪特捜 …
崖っぷちからの生還!シーズン26への更新が決定
関係者の話によれば、シーズン26がファイナルシーズンになることはないという。しかし、ドラマ継続と引き換えに何らかの予算削減が行われることは確実視されており、現在はその詳細を詰めている段階だ。
ディック・ウルフが手掛けるドラマ群を含め、近年の地上波放送における長寿シリーズにとって、予算削減はもはや避けて通れない慣例となっている。本家である本作は、トニー・ゴールドウィン(『スキャンダル 託された秘密』)、ヒュー・ダンシー(『ハンニバル』)、モーラ・ティアニー(『アフェア 情事の行方』)、リード・スコット(『Veep/ヴィープ』)、オデリア・ハレヴィ(『グッド・ガールズ! ~NY女子のキャリア革命~』)、デヴィッド・アジャラ(『スター・トレック:ディスカバリー』)の6名にレギュラー陣を絞ることで、スター揃いのキャストを抱えつつも、その規模を比較的小さく抑えてきた。
それでもなお、スピンオフの『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』が早々に更新を勝ち取る一方で、本家は今シーズン、予期せずして当落線上(バブル)に立たされることとなったのだ。
クリエイティブ面の好調と、地上波の壁
今回の更新難航は、業界内でも驚きを持って受け止められている。なぜなら、12年のブランクを経て復活したリバイバル版は、特に現シーズンにおいてクリエイティブ面での評価を固め、完全に軌道に乗ったように見えていたからだ。
しかし、パフォーマンスの観点では『シカゴ』シリーズや『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』に一歩及ばない。地上波の視聴者数こそ『性犯罪特捜班』と同等だが、より広範な指標において苦戦を強いられていた。NBCは、5つの有力な新作パイロット版を控えさせており、本作を医療ドラマ『Brilliant Minds(原題)』や『ハンティング:凶悪脱獄囚追跡チーム』といった作品群とともに当落線上に留めることで、編成の選択肢を広げていたのだ。
『Brilliant Minds(原題)』がすでに打ち切りとなり、『ハンティング:凶悪脱獄囚追跡チーム』が配信プラットフォームでの人気により検討対象に残るなか、本家シリーズは再びそのタフさを見せつけ、物語を次なるステージへと繋げた。
『LAW & ORDER ロー&オーダー』シーズン21はPrime Videoでレンタル配信中。WOWOWオンデマンドでは『LAW & ORDER 新章』として配信中。(海外ドラマNAVI)




