Netflixは、業界を揺るがした激しい争奪戦の末に、ジョナサン・フランゼンが2001年に発表したベストセラー小説「コレクションズ」の映像化権利を獲得。ドラマシリーズとして始動する本作の主演には、『プラダを着た悪魔』で知られるメリル・ストリープが決定した。
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痛烈かつコミカルな家族の崩壊
脚本は原作者であるジョナサン自らが執筆。『アメリカン・フィクション』や『ウォッチメン』で高い評価を得たコード・ジェファーソンが全エピソードでメガホンを取る。コードの演出とジョナサンの鋭い筆致が融合する本作は、パラマウント・テレビジョン・スタジオが制作を務め、Netflixが直接シリーズ制作を発注する「ストレート・トゥ・シリーズ・オーダー」として進行する。
全米図書賞とジェイムズ・テイト・ブラック記念賞受賞を受賞した原作『コレクションズ』は、アメリカ中西部に住む一家の姿を痛烈かつ皮肉たっぷりに描き出した、現代文学の金字塔とも言える作品だ。物語の中心となるのは、母親のイーニッド。彼女は「最後にもう一度だけ、家族全員でクリスマスを過ごしたい」という切実な願いを抱く。しかし、地に足のつかない生活を送る三人の成人した子どもたちは、そのささやかな願いに必死で抗おうとする。彼らはそれぞれ、「両親のようにはなるまい」という野心に突き動かされているが、その妄想に近い執着が原因で自滅の道を辿っていく。
メリルが演じるのはその主人公イーニッドだ。家族という名の迷宮で、彼女がどのような母親像を提示するのか、期待は高まるばかり。
Netflixが挑む「プレステージ・ドラマ」への本格攻勢
『The Corrections(原題)』は、Netflixの副社長ノーラ・スキナーが統括する「プレステージ・ドラマ(質の高い秀作ドラマ)」ラインナップの象徴的なプロジェクトとなる。
この分野のポートフォリオ強化は、2024年にノーラをHBOから引き抜いた米国・カナダ(UCAN)ドラマ部門責任者、ジニー・ハウにとっても最優先事項であった。ジニー率いるコンテンツ・チームは、世界中の視聴者を唸らせる「作品の質」を追求しており、今回の大型契約はその意志の表れと言える。
同社のプレステージ・ラインナップには、本作以外にも期待作が目白押しだ。
| Work Title (Original) | Cast / Staff | Notes |
|---|---|---|
| Rabbit, Rabbit | アダム・ドライバー | 間もなく本格的な制作開始 |
| Enigma Variations | アーロン・テイラー=ジョンソン | |
| So Far Gone | (脚本)マーク・ボンバック | 注目の新作 |
| Black Hole | (原作)チャールズ・バーンズ | グラフィックノベルの映像化 |
| Weather Girl | ジュリア・マクダーモット |
なお、今回Netflixが権利を買い取ったパラマウント・テレビジョン・スタジオの親会社パラマウントは、先日のワーナー・ブラザース買収合戦においてNetflixを退けた宿敵でもある。業界内の勢力図が激変する中、Netflixがこの文学的な名作をどのように究極のドラマへと昇華させるのか、世界中のファンが熱い視線を送っている。
ドラマシリーズ『The Corrections(原題)』はNetflixで独占配信予定。(海外ドラマNAVI)
参考元:Deadline




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