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映画『殺し屋のプロット』ジェームズ・マースデンらキャストのコメント到着

2025年12月4日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

ディズニープラス
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殺し屋のプロット

マイケル・キートンが監督・主演・製作を務めた映画『殺し屋のプロット』が12月5日より全国公開となる。本作は、記憶を失う病に侵された殺し屋が息子の罪を消すために人生最期の完全犯罪に挑む緊迫のLAネオ・ノワール。緻密かつスリリングな犯罪と、一人の男の“人生の締めくくり方”が交錯する、キートンのキャリア集大成ともいえる重厚な作品だ。

共演には、『ゴッド・ファーザー』の名優アル・パチーノをはじめとしたオスカー俳優たちが集結し、すでに映画ファンの間でも大きな話題となっているが、実は海外ドラマファンにこそ見逃せないキャスト&スタッフが揃った注目作でもあることをご存じだろうか?

人気ドラマ常連俳優であるジェームズ・マースデンとスージー・ナカムラが『デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~』以来の再共演を果たしているほか、『ベター・コール・ソウル』などを手がけたマーシャル・アダムスが撮影監督として参加。映画とドラマの垣根を超えた実力派が集結した、見どころ満載の一作となっているのだ。このたび、そんな本作の公開に先駆け、ジェームズ・マースデン&スージー・ナカムラの貴重なコメントが到着した!

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『殺し屋のプロット』概要

主演マイケル・キートンと共演するのは、本年度エミー賞作品賞にノミネートされたドラマ『パラダイス』で、自身も助演男優賞にノミネートされたジェームズ・マースデン。すでにシーズン2の制作も決定しているこの話題作をはじめ、過去には『ウエストワールド』『ジュリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~』『デッド・トゥ・ミー~さようならの裏に~』などの人気ドラマに出演しているほか、『X-MEN』シリーズや『魔法にかけられて』といった大ヒット映画でも知られる実力派俳優だ。

ジェームズ・マースデン コメント

© 2023 HIDDEN HILL LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

本作で演じるのは、キートン扮する殺し屋ノックスの息子・マイルズ。父の裏稼業を知ってから距離を置いて生きてきたが、とある罪を犯したことをきっかけに、絶縁した父に助けを求めることになるという、本作で最も繊細で感情の振れ幅が大きい役どころだ。

「マイルズは父親であるノックスの正体が殺し屋だと知ったとき、意識的に父とは正反対の人間になると決めたんだと思う。そんな人生を歩んできたにもかかわらず、16年前に絶縁した父に助けを求めて、彼の家の玄関に立っている。そんな状況に直面することになるんだ」と、自身の役柄の複雑な心情について語るマースデン。

主演・監督・製作を務めるマイケル・キートンとの共演については、「誰もがそう言うと思うんだけど、もしマイケル(・キートン)が自分のために一つでもセリフをくれるとしたら、そのオファーを断る理由はないよね。撮影前にマイケルと打ち合わせをしたんだけど、そのときにマイルズの人物像について理解が一致したんだ。マイルズは、この作品で最も感情的にむき出しのキャラクターだと思う。彼には大きな役割と重圧がのしかかっていて、怒りや絶望、後悔、恐れ、愛情といったさまざまな感情を抱える人物だ。この物語の感情面の核を担っていると思う」とキートンへのリスペクトを示しつつ、役柄に込めた思いも語っている。

スージー・ナカムラ コメント

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そしてもう一人、『アベニュー・ファイブ』や『デッド・トゥ・ミー~さようならの裏に~』などの人気ドラマで、数々の個性的なキャラクターを演じてきたスージー・ナカムラも本作に出演。ノックスの完全犯罪を追うイカリ刑事を演じている。『デッド・トゥ・ミー』でマースデンと共演していたが、劇中での絡みはごくわずかだった。だが、今回は取調室での緊迫感あふれる直接対決の場面で、ついに本格的な再共演を果たしている。

当初は別作品の撮影を終えたばかりで休養を予定していたというナカムラだが、キートンからの直々のオファーで即決したと言い、「私は、“やります、何時に行けばいいですか?”って即答した。俳優でない監督だと、なかなか評価してもらえない部分ってあると思う。でもマイケルはもちろん俳優でもあるから、とてもスムーズに仕事が進んだの」と撮影裏のエピソードを明かしている。

また、演じたイカリ刑事というキャラクターについては、「最初の台詞を読んだ段階ですでに、彼女の面白さに魅了された。現実でも、面白くあろうとしていないのに面白い人に出会うことがあるでしょう?そういう人に思えたの。キャラクターがすぐに分かった」と語る。

イカリはノックスやマイルズと鋭く対峙しながらも、次第にその背景にある事情や感情に触れていく人物。ナカムラは、「イカリにとっての葛藤は、ノックスがどれほど“無垢”なのかということだと思う。記憶を失っていく人が身近にいることで、その複雑さや感情の揺れ、そしてどれほど大変かが分かるから、彼女の中に自然と共感が芽生える」と自身のキャラクターを説明した。

そしてもうひとつ、ドラマファンにとっての大きな見どころが、撮影監督として参加しているマーシャル・アダムスの存在だ。『ブレイキング・バッド』のスピンオフ『ベター・コール・ソウル』や、『エル・カミーノ:ブレイキング・バッド THE MOVIE』で知られ、独特のルックとリアルかつ緊迫感のある映像でエミー賞にもノミネートされたアダムスが、本作ではキートンの明確なビジョンを、卓越した手腕で見事に映像化している。

プロデューサーであるニック・ゴードンは、「ずっとマーシャルの大ファンで、『ベター・コール・ソウル』のプロデューサーのひとりに“マーシャル・アダムスをつかまえるにはどうすればいい?”と電話したんだ。彼はショットをただ撮るのではなく、高める方法を見つけ出す天才だ。まさにスーパースターだよ」と絶大な信頼を寄せていることを明かしている。緻密でありながら研ぎ澄まされた映像美は、映画ファンはもちろん、『ベター・コール・ソウル』を愛したドラマファンにとっても強く胸を打つものとなるはずだ。

名優マイケル・キートンのもとに、映画、そして海外ドラマ界の実力派キャスト&スタッフが集結し、記憶を失う殺し屋の最期の完全犯罪を描いた『殺し屋のプロット』は、映画ファンだけでなく、海外ドラマファンにとっても特別な意味を持つ一作に仕上がっている。ぜひ、劇場でその緻密なドラマと圧倒的な映像世界を体感していただきたい!

『殺し屋のプロット』あらすじ

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博士号を有するという異色の経歴を持つ凄腕の殺し屋ジョン・ノックス。ある日予期せぬ事態が降りかかる。急速に記憶を失う病だと診断され、残された時間は、あと数週間というのだ。やむなく引退を決意したノックスの前に、疎遠だった一人息子のマイルズが現れ、人を殺した罪をプロである父の手で隠蔽してほしいと涙ながらに訴える。刻々と記憶が消えていく中、ノックスは息子のために人生最期の完全犯罪に挑む――。

映画『殺し屋のプロット』は12月5日(金)より、kino cinéma新宿ほか全国公開! (海外ドラマNAVI)

Photo:『殺し屋のプロット』© 2023 HIDDEN HILL LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

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海外ドラマNAVI編集部

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