待望のシーズン2が配信開始となったHBO Maxによる人気ドラマ『ピースメイカー』(日本ではU-NEXTにて独占配信中)。本作でビジランテことエイドリアン・チェイスを演じるフレディ・ストローマが、若い『スーパーマン』ファンに向けて注意を呼び掛けている。
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若年層への影響を懸念する理由とは?
DCユニバース全体が拡大する中で異例の注意を呼び掛けたフレディ・ストローマ。彼が懸念するのは、ジェームズ・ガンが手掛ける新DCUとの統合が、若い世代のファンに与える影響だ。
海外メディアDiscussing Filmのインタビューに応じたフレディは、現在の状況を「奇妙だ」と表現している。
「新しいユニバースが始まって奇妙なんです。とはいえ、僕たちにそこまで大きな影響があるわけではない。ただ、新しい『スーパーマン』が公開された今、もし若いファン層が『ピースメイカー』の最初のエピソードを観たら、どう感じるのかがずっと気になっているんです。このユニバースの変化について考えてしまうけど、僕たちとしては、基本的にはいつも通りです。『ピースメイカー』のチームとして、かなりR指定寄りのことをやっているので」
彼は、現在の『ピースメイカー』が「R指定寄りのコンテンツ」であることを強調。今後、より広範な年齢層にリーチする『スーパーマン』とユニバースが共有されることで、これまでとは異なる視聴者が流入する可能性に不安を感じているようだ。
映画とドラマ、交錯する物語
『スーパーマン』は、ガン監督の狙い通り、より多くのファンに視聴機会を与えるべく、北米でのデジタル配信が8月15日より開始された。
ガン監督は『ピースメイカー』のシーズン2が配信される前に、『スーパーマン』を劇場で見られなかった人々を含め、全員に見てほしいと明言していた。監督の言葉通り、今シーズンでは『スーパーマン』に登場したキャラクターたちが、今後のエピソードに登場する。
具体的には、グリーン・ランタンことガイ・ガードナー(ネイサン・フィリオン『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』)、ホークガールことケンドラ・サンダース(イザベラ・メルセド『エイリアン:ロムルス』)、そしてマックスウェル・ロード(ショーン・ガン『ギルモア・ガールズ』)が、今後の物語に絡んでくることが示唆されている。DCユニバースの今後の展開に、ますます期待が高まるばかりだ。
『ピースメイカー』シーズン2はU-NEXTにて毎週金曜日、新エピソードが配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:Deadline