米NBCの犯罪ドラマ『LAW & ORDER：組織犯罪特捜班』シーズン5第9話（全10話）で、ステイブラー家を深刻な悲劇が襲った。
（以下、ネタバレを含みます）
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犯罪組織に潜入していたあの人が…
主人公エリオット・ステイブラー（クリストファー・メローニ）の弟ジョー・ステイブラー・ジュニア（マイケル・トロッター）が、犯罪ボスのジュリアン・エメリー（トム・ペイン）によって殺害されたのだ。
ステイブラーはかねてより、ジョーがエメリーの組織に潜入していることを知りながらも、彼を“信用できる情報提供者（CI）”として扱っていた。しかし、エメリーはジョーの正体を見破っており、警察を欺くために彼を巧みに利用していた。ジョーのリークを受けて捜査が入るも、エメリーはその裏をかき、ライバル組織の一掃に成功。警察を逆手に取った格好となった。
その後、エメリーはジョーを人質に取り、「自分への指名手配を取り下げれば命は助ける」とステイブラーに要求。しかし既に警察のヘリが上空に迫っており、交渉は決裂。逃走を図る中でエメリーはジョーを盾にし、最終的に胸を撃って放置する。現場に駆けつけたステイブラーは血を流す弟にすがりながら救急車を呼ぶが、すでに手遅れだった。
家族への報告も描かれ、兄ランドール（ディーン・ノリス）と娘キャスリーン（アリソン・サイコ）が、悲報に言葉を失う様子が映し出された。
エピソードのラストでは、ステイブラーが旧友マッケナ（ジェイソン・パトリック）と再会。マッケナは、エメリーの部下を拘束して連れてきており、「取り調べするか、乗せて走るか？」と問いかける。ステイブラーは迷いなく「乗せてくれ」と答え、復讐への道を選ぶ。
最終話は6月12日（現地時間）に米Peacockで配信予定。弟を失ったステイブラーが、どのような結末を迎えるのか注目が集まる。
『LAW & ORDER：組織犯罪特捜班』シーズン1～2はHuluにて配信中。（海外ドラマNAVI）
