
Amazonプライムビデオで4シーズンにわたって配信された大ヒットアクションサスペンスシリーズ『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』の映画化企画が進行中であることは当サイトでもお伝えしてきた。主演ジョン・クラシンスキーがジャック・ライアン役で復帰することが判明していたが、この度シエナ・ミラー(『ある告発の解剖』)の出演が決定した。
映画版ではシリーズの延長線上を描く
米Deadlineによると、『ジャック・ライアン』シリーズの延長線上にある長編映画がAmazonスタジオにて開発中だ。
主人公ジャック・ライアンを演じるジョンのほか、ライアンの上司でCIA工作員のジェームズ・グリーア役を演じたウェンデル・ピアースも復帰が決まっており、CIAベネズエラ支局長マイク・ノーベンバー役のマイケル・ケリーも再出演の交渉中だという。
そして、12月5日(木)にシエナ・ミラーの出演が明らかに。映画版のストーリーはまだ伏せられたままだが、シエナが演じるのはMI6のエージェントになるそうだ。
Sienna Miller is set to star in Amazon MGM Studios’ Jack Ryan movie, alongside previously announced star and producer John Krasinski, in addition to the returning cast from the series, Wendell Pierce and Michael Kelly. pic.twitter.com/vBOuBJXLZF
— Amazon MGM Studios (@AmazonMGMStudio) December 4, 2024
同シリーズのシーズン4で脚本/製作総指揮を担当したアーロン・ラビン(『シークレット・インベージョン』)が脚本を、シーズン2で監督/製作総指揮を務めたアンドリュー・バーンスタイン(『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』)が監督を務めることが決まっている。
ファイナルシーズンとなったシーズン4の視聴時間は11億5,000万分を記録し、プライム・ビデオで世界的に最も視聴されたシリーズのトップ3にランクインしている。
ジョンが主人公のCIA分析官を演じる『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』は、ベストセラー作家トム・クランシーが生み出した「ジャック・ライアン」シリーズをベースに現代に置き換えてドラマ化され、2018年から2023年まで4シーズンにわたってAmazonプライム・ビデオで配信された。
クランシーの「ジャック・ライアン」シリーズはこれまでに何度も映像化されており、ジョン以前には、アレック・ボールドウィン(『レッド・オクトーバーを追え!』)、ハリソン・フォード(『パトリオット・ゲーム』、『今そこにある危機』)、ベン・アフレック(『トータル・フィアーズ』)、クリス・パイン(『エージェント:ライアン』)らがジャック・ライアン役を演じてきた。
クランシーは合計16冊の「ジャック・ライアン」小説を執筆。2013年の彼の死後、他の作家によってさらに23冊の「ジャック・ライアン」ユニバースの小説が出版されている。2024年に「Defense Protocol(原題)」、2025年に「Line of Demarcation(原題)」の2冊が刊行される予定で、同ユニバースはさらに拡大中。
『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』全4シーズンは、Amazonプライムビデオにて配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:©Amazon Studios