『Glee』ブレイン役ダレン・クリス、自分は"文化的クィア"だと語る

大ヒット青春ミュージカルドラマ『Glee／グリー』のブレイン役や『アメリカン・クライム・ストーリー／ヴェルサーチ暗殺』のアンドリュー・ククナン役で知られるダレン・クリス。

実生活では7年以上交際していたミア・スワイアーと結婚しているが、自身を"文化的クィア"だと語った。米Deadlineが報じている。

クィア・コミュニティーの中で憧れを見つけた

ダレンは長年にわたってクィアな役を演じてきたが、今になって 「文化的にゲイである」と語る理由を説明した。

シカゴ・コミック＆エンターテイメント・エキスポの出演した際、『Glee／グリー』のブレイン・アンダーソン役が与えた影響と、クリス・コルファー演じるカートとのドラマ上での恋愛関係について質問された。

クリスは、ゲイのキャラクターを演じたことについて、「最高だよ。（そういうことは）ずっと大切だと思っていたからね」と答えた。クリス自身はストレートの男性だが、LGBTQ+コミュニティへのサポートと理解があるのはゲイの街として世界的に有名なカリフォルニア州サンフランシスコで育ったからだという。

「ずっと文化的にクィアであった。クールに見えるからそうしてるわけじゃない、と言おうとしたけれど、クールであろうとしているんだ。僕の人生の中で、習い、学び、インスパイアされたものは、100％クィアなことばかりだった。クィア・コミュニティーの中で、自分が憧れ、何かを学びたいと思うような人たちを見つけたんだ。色々なことやたくさんの人々がそうだった」とLGBTQ+コミュニティからインスパイアされて育ったと明かす。

続けて、「でも、私は90年代のサンフランシスコで育った。そして男性が死んでいくのを見た。そんな彼らの経験を身近で見ていた私にとって、他人事とは思えなかったんだ。だからとても大切に思っているんだ」と語った。

（海外ドラマNAVI）