ヘイデン・パネッティーア、『ナッシュビル』出演中にリハビリ施設に入った当時を回顧「ただ逃げ出したかった」

人気ドラマ『HEROES/ヒーローズ』のクレア・ベネット役で注目されたヘイデン・パネッティーアが、カントリー音楽界の裏側を描くドラマ『ナッシュビル カントリーミュージックの聖地』で6シーズンにわたって主演中、リハビリ施設に出入りしていたと赤裸々に明かした。米TV Lineが報じている。

現実とシンクロ

Facebook WatchのRed Table Talkの最新エピソードに出演したヘイデンが、『ナッシュビル』で書かれたストーリーが自分の現実とシンクロしていたと語っている。

「『ナッシュビル』に出演したとき、番組では自分の現実の人生が書かれていたの。ドラマで描かれたストーリーで私はアルコール依存症者を演じ、もう一つは劇中で私が妊娠して、産後に鬱(うつ)になるという内容だった。毎日仕事に行って、自分が実際に経験していることを演じなければならなかったの。だから、家へ帰る頃には自分の感情を抱え込んで座り込み、向かい合いたいとは思わなくて、ただ逃げ出したかったわ」

メンタルへルスが悪化

そう想いを吐露したヘイデンは、2014年12月にボクシング世界ヘビー級チャンピオンのウラジミール・クリチコとの間に娘が誕生してから、約4カ月後に治療を受けたと振り返った。当時のヘイデンは大量に飲酒していたそうで、「その状況に身を任せているだけで事態を悪化させていた」とも明かし、助けを求めて入所したリハビリ施設で「産後うつ」だと診断されたと付け加えている。

最初にヘイデンは施設に1カ月間入ったが、その後の入院はもっと長引き、2018年に『ナッシュビル』の放送が終了した時はメンタルへルスの問題が悪化。再び施設に入り、最終的に8カ月間も入院したと明かしていた。

『ナッシュビル』の放送終了後にヘイデンは長期にわたって休養を取っていた模様で、久々の復帰作は、人気ホラー映画『スクリーム』の第6作となる『Scream 6(原題)』。本作は2023年3月に米国公開の予定。ヘイデンが大変だった時期に出演していた『ナッシュビル』はPrime VideoのLIONSGATE+にて配信中
(海外ドラマNAVI)

Photo:ヘイデン・パネッティーア©NYPW/FAMOUS