ドラッグ、セックス、バイオレンス…Z世代の姿を過激に、かつスタイリッシュに描き、アメリカで一大センセーションを巻き起こした衝撃作『ユーフォリア/EUPHORIA』。すでに更新が決定しているシーズン3に、あのメインキャストが戻ってこないことが明らかになった。米TV Lineが報じている。
涙のお別れ
『ユーフォリア』は、ドラッグ依存症と不安障害を抱える高校生の主人公ルー(ゼンデイヤ)が、ソーシャルメディア時代の生きづらい日々に葛藤しながらも、幸せを掴もうとする姿が衝撃的に描かれる。
シーズン1より、動画配信で小遣い稼ぎに励むルーの同級生、キャットことキャサリン・ヘルナンデス役でレギュラー出演していたバービー・フェレイラがInstagramのストーリーを更新し、ファンに向けて次のようなメッセージを発信した。
「最高に特別で謎めいたキャラクター、キャットを体現することになった4年間を経て、涙ぐみながらお別れしなくちゃならなくなったの。多くの人たちが、私のように彼女の中に自分自身を目にして、彼女の旅を観ることに喜びを感じてくれていたら嬉しいな。私は彼女にすべての気持ちと愛情を注いだし、みんなにそれを感じてもらえたと願っています。キャサリン・ヘルナンデスが大好きです」
出番が減少…
バービーの降板理由は明かされていないが、シーズン2でキャットは全8話に登場したものの、シーズン1よりも明らかに出番が減り、バービーとクリエイターのサム・レヴィンソンが緊張関係にあるとも報じられていた。今年2月には、『ユーフォリア』の労働環境が劣悪だと製作スタッフから告発の声が挙がりニュースとなっていたが、一連の事情がバービーの降板に繋がったのかは不明だ。なおシーズン2は、⽇本時間9⽉13⽇(⽕)8:00よりU-NEXT(ユーネクスト)にて独占⽣中継される、第74回エミー賞でドラマ部門作品賞をはじめとする16部門にノミネートされている。
『ユーフォリア/EUPHORIA』シーズン1~2はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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