英国人作家フィリップ・リーヴのファンタジー小説「移動都市」を『ロード・オブ・ザ・リング』、『ホビット』3部作で監督・脚本・製作を手掛け、その名を世界に知らしめたピーター・ジャクソンが映画化。"都市が移動し、都市を喰う世界"を舞台に、衝撃的で新しく、壮大な物語を圧倒的な映像迫力で描き出す冒険ファンタジー超大作『移動都市/モータル・エンジン』が3月1日(金)より公開となる。この度、ロバート・シーアン(『アンブレラ・アカデミー』『Misfits/ミスフィッツ - 俺たちエスパー!』)演じるトム・ナッツワーシーのキャラクター映像が到着した。
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今回到着したのは、主人公ヘスター・ショー(ヘラ・ヒルマー『ダ・ヴィンチと禁断の謎』)と共に冒険をするトム・ナッツワーシーを演じたロバートと、本作の製作を務めたピーター・ジャクソンが、トムについて解説する特別映像!
ジャクソンが「トムは恵まれた環境で育った。地上に降りたこともない」と明かすように、移動都市ロンドンの上で生まれ育ち、地上の世界を知ることもなく、博物館で歴史家見習いとして働きながら平凡に生きてきた。しかしある日、ロンドンに乗り込んできた少女ヘスターの危険な行動を阻止しようとしたところでハプニングが巻き起こり、人生で初めてロンドンから外の世界へ足を踏み出し、彼女と共に冒険へ飛び出すこととなる。
そんなトムの姿をロバートは「彼は内なる勇気を持っているんだ」と敬意を込めた様子で説明。へスターだけでなく、空賊のアナやその仲間たち、空中都市エアヘイヴンをはじめとした新たな場所、そしてロンドンの真の姿を知ることで、さらに成長し、凛々しい顔つきへと変わっていくトム。ジャクソンが「(トムは)冒険に身を置いて初めて自分の夢に気づくんだ」と語るように、旅を経験することで新たな夢や希望、そして自身の使命を見出していくトムの姿に目が離せない。
ジャクソンは、トムというキャラクターを移動都市の世界に突如身を投げ出される観客の目線と同じにするために、親しみやすく共感を覚える俳優をキャスティングしたいと考えていたという。数々のオーディションのなかですべての条件を満たし、唯一選ばれたのがロバートだった。「ロバートは脚本に書かれていない点までキャラクターについて研究し、完全に役に没頭していた。製作者にとってはありがたいことだ。現場に現れた時にはすでに役を完璧に自分のものにしていて、さらに面白くて魅力的な人物として演じることができる。脚本で表現した以上にね。まさに理想の俳優だよ」とその姿勢を大絶賛! 役作りの段階から、並々ならぬ熱意とポジティブなエネルギーをもって撮影に挑んだロバートの好演に期待が高まること間違いない。
『移動都市/モータル・エンジン』は3月1日(金)全国公開。(海外ドラマNAVI)
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『移動都市/モータル・エンジン』
(C)Universal Pictures