『96時間』シリーズで演技派アクションスターの名を轟かせた"不屈の男"リーアム・ニーソンが主演を務める最新映画『アイス・ロード』。この度、出演に至った経緯や役作りについて語ったリーアムのコメントが到着した。
『アルマゲドン』や『ダイハード3』などを手掛けたジョナサン・ヘンズリーが監督・脚本を務める決死のレスキュー・エンターテイメント『アイス・ロード』。
爆発事故でカナダの鉱山の地下に閉じ込められた26人の作業員。救出装置を運ぶため、4人のトラックドライバーが集められる。30トンの巨大トラック3台が走る最短ルートは、氷の道〈アイス・ロード〉。スピードが速すぎれば衝撃で、遅すぎれば重量で、氷が割れて水に沈む。地下の酸素が尽きるタイムリミットは30時間。4人はドライブテクニックと強いハートで、名誉と報酬を手にするはずだった。ところが、事故には危険な陰謀が隠されていた─。
『フライト・ゲーム』で飛行機、『トレイン・ミッション』では通勤電車で暴れたリーアム・ニーソンが、今度は巨大トラックを華麗かつ完璧に操って観る者を魅了する。
マイク役には最初からリーアムが想定されていたという。彼はオファーを受けた理由として、「まず脚本が読み出したらやめられないくらい面白かった。危険な状況に置かれた時に、人の精神に何かが起こるというテーマにも惹かれたね。マイクは真面目な男で、イラクで従軍した後、失語症に悩む弟のガーティの面倒を見ている。弟はごく普通の男だが、何かを話しても何を言っているか分からなくなってしまう。だから、マイクは弟の言っていることを通訳してやらないといけない。マイクは弟のことをすごく心にかけていて、弟も同じようにマイクを気にかけている。僕には姉と妹がいるけれど兄弟はいない。だから、自分のことを思ってくれている弟がいる男を演じるのはうれしかった」とスリリングな展開のほか、兄弟愛の物語であることに惹かれたこと挙げた。
また、本作の撮影にあたり、実際にトラック運転手に技術を習ったと明かし、「激しい運転になると思っていたが、彼のハンドルさばきやギアチェンジは、まるでバレエのようだった。すごくゆるやかな動きで繊細だ。巨大なマシンが、その繊細な動作に反応することに驚いた」と述べた。
本作にはリーアムの他、マーカス・トーマス(『NOEL ノエル』)、ローレンス・フィッシュバーン(『マトリックス』『ハンニバル』)、アンバー・ミッドサンダー(『レギオン』)らが出演する。
果たして過酷なアイス・ロードでどのような運転を見せるのか! ニーソンの怒涛のカーアクションに注目だ。映画『アイス・ロード』は、11月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
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