『リーサル・ウェポン』をクビになっていたクレイン・クロフォード、新主演作は逃亡劇

2016年から放送された大人気映画のTVシリーズ版『リーサル・ウェポン』をクビになっていたクレイン・クロフォード。この度、新たにクライム映画に主演することが決定したとDeadlineが伝えている。

この度、クレインが出演することになったのはクライム・スリラー映画『The Channel(原題)』。製作前の段階で、そのほかのキャストには『ザ・オーダー 暗黒の世界』『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』のマックス・マーティーニ、『Black Sails/ブラック・セイルズ』のハキーム・ケイ=カジームなどが発表されている。

銀行強盗に失敗しやけくそになっている強盗犯(クレイン)と制御不能な兄(マックス)は、寄せ集めの仲間たちとニューオーリンズ、そして逮捕を決意したFBI捜査官(ハキーム)から逃げることになり...というストーリーが描かれるとのこと。

監督は『ザ・ヒット・リスト』『ミッション・ブレイブ 欧州警察特殊部隊』のウィリアム・カウフマンが務め、製作はニューオーリンズで数カ月に渡って行われる予定。

『リーサル・ウェポン』をクビになったことが記憶に新しいクレイン。メル・ギブソンとダニー・グローヴァー主演で第4作まで続き、バディ・ムービーの最高傑作とも名高い映画の同名リブート版として2016年から放送開始した米FOXの『リーサル・ウェポン』。本作の目玉は何といっても相性最悪ともいえる凸凹コンビ。かつてダニーが演じたベテラン刑事ロジャー・マータフをデイモン・ウェイアンズが、メルが演じた無鉄砲な刑事マーティン・リッグス役をクレインが務め、各評価サイトでも高評価を獲得していたが、まさかのシーズン2で降板が発表。理由は度重なる現場での問題行動と報じられた。その後、『アメリカン・パイ』などのコメディ映画で活躍するショーン・ウィリアム・スコットを新たな相棒役に起用し、ファイナル・シーズンとなるシーズン3が撮られたが、長期シリーズ化もあり得ただけに、期待していたファンには残念な苦い気持ちが残った。

現場のスタッフやキャストを精神的に追い詰めるほどに、暴言や暴力などがあったと言われているクレイン。素晴らしい演技力を活かすためにも、反省を活かして、いい作品を生み出してほしい。(海外ドラマNAVI)

\『リーサル・ウェポン』を観るならココ!/

U-NEXTで観る

(2021年10月時点での情報です)

Photo:

『リーサル・ウェポン』(c) Warner Bros. Entertainment Inc